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携帯手にしたウサギも、極楽に遊ぶ現代鳥獣戯画(読売新聞)
世界遺産・平等院(京都府宇治市)に、サルやトラなど十二支の動物たちが鳳凰堂で戯れる屏風(びょうぶ)絵の大作が寄贈され、平等院鳳翔館で8日、一般公開が始まった。
国宝「鳥獣人物戯画」を題材に、携帯電話を手にしたウサギなどを描き、ユーモアたっぷりに現代風俗も盛り込んだ。
屏風絵は左右12曲ずつで、縦3メートル、横24メートル。東京芸大教授の日本画家・宮廻正明さん(57)ら7人が日本画の技法と最新デジタル技術を組み合わせて制作した。白い和紙に墨で描いた下図をデジタル画像に変換し、白と黒を反転させ、和紙に印刷した。
神居文彰住職は「伝統と最新の技術を融合させた見事な作品。まるで動物たちが極楽浄土で遊んでいるよう」と話していた。公開は5月11日まで。
(2008年3月8日13時48分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080308-OYT1T00352.htm?from=top