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「金渡して価格聞いた」 国営公園談合の業者供述(中日新聞)
2008年2月23日 10時51分
奈良県明日香村の国営飛鳥歴史公園事務所発注工事をめぐる価格漏えい事件で、受注した槙峯建設(同県高取町)社長の槙峯和也容疑者(67)が大阪地検特捜部の調べに「金を渡して予定価格を教えてもらった」との供述をしていることが23日、分かった。
特捜部は、競売入札妨害容疑で逮捕したいずれも国土交通省キャリアの高松正彦(43)、上島晃嗣(52)の両容疑者が現金の見返りに便宜を図った疑いもあるとみて、贈収賄容疑での立件も視野に捜査を進める。
調べでは、2005年7月に実施された飛鳥歴史公園事務所発注の「甘樫丘地区のり面防災工事」の指名競争入札で、槙峯建設に高値で落札させるため3人は共謀。事務所長だった高松容疑者は6月下旬ごろ、槙峯、上島両容疑者の求めに応じ、非公表の予定価格が5200万円をわずかに上回ると槙峯容疑者に教えた疑い。
槙峯容疑者はほかの参加業者らと談合し、予定価格(5207万円)とほぼ同じ5200万円で落札した談合容疑で再逮捕されている。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008022301000192.html