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伊丹市長らが公費で「研修旅行」宴会参加・公用車も使用（日本経済新聞）
兵庫県伊丹市の民生・児童委員約240人でつくる伊丹市民生委員児童委員連合会が、県や市の補助金で温泉地などへ「研修旅行」を続けていた問題で、歴代の市長や市幹部らが宿泊先の宴会に公費で参加していたことが17日、分かった。
市によると、藤原保幸市長は2005―07年に計3回、1泊2日の「全体研修」の宴会であいさつするなど参加。公用車で宿泊先に直行し合流、翌朝に伊丹へ戻った。
07年8月に委員約170人が参加した鳥取県の皆生温泉での全体研修は、添乗業務のため市の部長や課長が同行。市側の出席者は市長ら計5人で、出張旅費（市の規定で宿泊費1万4000円、日当3000円）から旅費を連合会に支払ったという。
市は「市側の参加は慣例化しており、何年前から行われていたか確認中」としている。
藤原市長は「研修へ赴くのは日ごろの委員の活動にお礼し実情把握や意見交換をするため」とのコメントを発表。「あくまでも公務として参加してきたが、今後は県とも調整しながら適切に対応したい」としている。〔共同〕(17:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080217STXKA009217022008.html
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