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商売繁盛願いカッカッカー 山形県上山市の奇習カセ鳥（中日新聞）
2008年2月11日 17時20分
わらで作ったかぶり物を身にまとった男女が「カッカッカー、商売繁盛、火の用心」と声を上げつつ踊り、家々を回る奇習「カセ鳥」が１１日、山形県上山市で行われた。
同市観光協会によると、カセ鳥は「火勢鳥」や「稼ぎ鳥」が語源といわれ、カセ鳥に水を浴びせることで防火や商売繁盛を願う。１６２０年代から続くとされている。
カセ鳥に扮した１９人が市内の温泉街や商店街を練り歩くと、観光客や商店主らがバケツで次々と冷水を浴びせた。
水をかぶったカセ鳥は時折、体を震わせてわらについた水を飛び散らせて“逆襲”。女性の見物客からは「かわいい」という声が上がったほか、子どもは「怖い」と逃げ惑った。
東京都から来たデザイナーの福田基輔さん（２５）は「人に水を掛けることなんてめったにないから爽快です」とバケツいっぱいの水をカセ鳥に浴びせていた。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008021101000249.html
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