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大阪の新2トップ 「動」の橋下と「静」の平松 (1/2ページ)【産経】
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080207/lcl0802071101000-n1.htm
2008.2.7 11:01
このニュースのトピックス:どこへ行く、橋下府政
「動」の知事と「静」の市長と―。挨拶を終えて平松邦夫・大阪市長(左)から見送られる橋下徹・大阪府知事(右)=6日午後、大阪市北区の大阪市役所(撮影:門井聡) 6日に着任した大阪府の橋下徹知事と昨年末に就任の大阪市の平松邦夫市長。これまでは府、市ともに行政経験者が首長を務めていたが、新しい2人のリーダーはともに民間出身となった。何かと注目が集まる2人だが、強力な個性で持論を打ち出す「動」の橋下知事と、じっくり意見を聞きながら判断する「静」の平松市長は好対照な存在だ。「会談の機会を増やしたい」という2人の“直接対決”にも関心が集まりそうだ。
橋下知事と平松市長の接触はこれまで、橋下知事の市役所へのあいさつ回りやテレビ番組収録などの計4回。いずれもやりとりは短時間で、まだ本格的なトップ会談は実現していないが、メディアへ登場した経験が豊富な2人とあって、短い時間でも“ジャブ”の応酬がはじまっている。
1月30日午後、市役所の市長応接室を訪れた橋下氏に、平松市長は「橋下さんは力こそすべてという感じだが、私は少数意見をくみ取る感じ」と指摘。橋下氏は苦笑いで応じた。
続いて橋下知事就任当日の6日午後にも再び会談。平松市長が「府市でやっているものもあるので、見直しを決めるときは市にも連絡いただかないと」と牽制。橋下知事が「迷惑をかけてしまうかも」と話すと、その言葉をさえぎって平松市長が「いやあ、かけないでくださいよ」と話す場面も。「みんな心配でしようがないみたいですよ」という橋下知事に、平松市長は「私もドキドキしてます」と応じた。
平松市長が着任したのは昨年12月19日。就任直前、市役所に入ることについて「さざなみのごとくスタートしたい」と話していた。言葉の裏には、自民、公明、共産の各会派を野党に回す少数与党での船出となっただけに、最初から持論ばかりを展開するわけにはいかないという事情があり、12月末に始まった定例市議会では議会運営で苦しむ局面もあった。