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国指定の重要文化財となっている後漢銅鏡などが出土し、中国の史書「魏志倭人伝」に記された「末盧国(まつろ)」の王墓があると推定される唐津市の桜馬場遺跡で、首長の埋葬位置を裏付ける弥生時代後期初頭(紀元1世紀ごろ)の甕棺(かめ)墓の遺構が確認された。魏志倭人伝に記されたクニを納めた首長の墓域が特定されたのは全国3例目。
同遺跡は戦時中の防空壕構築中に確認されたが、戦中戦後の混乱期に荒らされ墓域自体はこれまで確定できず、副葬品からの推定にとどまっていた。学術的に63年ぶりに場所を特定されたことで唐津市教委は「唐津が末廬国の中心地であったことが裏付けられた。邪馬台国研究にも貴重な資料になる」と注目している。