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http://mainichi.jp/area/saitama/news/20071025ddlk11200424000c.html
戦争をテーマにした最新映画を集めた「戦争ドキュメンタリー特集 伝えたい戦争の記憶」が11月4日から17日まで深谷市仲町の深谷シネマで開かれる。
上映されるのは、終戦後も中国に残留し、中国内戦を戦った日本兵を追った「蟻の兵隊」(05年)▽核兵器問題に取り組む日系米国人監督が原爆被災者の証言と爆撃に関わった米国人の証言で描いた「ヒロシマ ナガサキ」(07年)▽特攻隊兵士の叔父を持つ日系米国人監督が特攻の生存者たちの取材から特攻隊の現実を浮き彫りにした「TOKKO−特攻」(07年)−−の3作品。
いずれもシネコンなど封切り映画館では上映される機会が少ない作品だが、映画祭などで反響を呼んだ話題作。同シネマの竹石研二支配人は「今年は戦争をテーマにした良い映画が多く製作された。平和の尊さを改めてかみしめてほしい」と言う。
11日午後1時半の「蟻の兵隊」上映後には、太平洋戦争中にラバウル(パプアニューギニア)に送られた深谷市在住の元従軍看護婦が体験談を語る。また、4日午後1時半と同4時半の上映後に同作品の池谷薫監督が思いを話す。入場は1000円(一般)で、3作品鑑賞券は2500円。上映スケジュールは同シネマ(電話048・551・4592)。【金沢衛】
毎日新聞 2007年10月25日