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内藤vs亀田、衆院選で“代理戦争”…両選手拠点の東京17区に民主が“女刺客”
10月15日8時1分配信 スポーツ報知
11日に行われたプロボクシングWBC世界戦「内藤大助VS亀田大毅」戦の波紋が広がる中、両者が拠点を置く葛飾区で新たな“代理戦争”が勃発(ぼっぱつ)している。衆院選東京17区(葛飾区、江戸川区北部)の現職は、亀田家の後援会に属する自民党・平沢勝栄衆院議員(62)。一方、民主党は、内藤選手が所属する宮田ジムの宮田博行会長(41)が応援する葛飾区議の早川久美子氏(36)を公認候補として送り込む。果たして、知名度のある平沢氏の牙城を、独身の美人刺客が崩せるのか。
葛飾区立石。内藤選手が所属する宮田ジムから、歩いて10分ほどのところに早川氏の事務所はある。趣味・サーフィン、167センチの長身美女は、次期衆院選に向けた熱い思いを語った。
「この選挙区の民主党候補はこれまで落下傘ばかりだった。平沢さんも落下傘。地元生まれ地元育ちで、2期6年地元区議をしている私が出馬し、民主党は本気でやっていると思われたい。次の選挙は政権交代のチャンスなんです」
宮田ジムの宮田会長とは以前から、親交があったという早川氏。内藤選手とも試合の1週間前に会い、「頑張ってください」と声を掛けた。宮田会長は「政治のことはわからないが」と前置きした上で、「友人として応援しています」と、早川氏にエールを送る。
相手は強敵だ。現職の平沢氏は前回の衆院選で民主党候補に約10万票差をつける圧勝。地元では盤石の強さを誇っている。厳しい立場の早川氏だが、「テレビによって守られていた亀田家という“巨人”と戦った内藤選手のように、私も平沢さんに挑みたい」と強気だ。
昨年には、写真週刊誌の袋とじで水着姿を披露し、批判を受けたこともある。早川氏は「袋とじになったのは脇が甘かったが、悪かったとは思っていない」としながらも、今後水着になるのは「年齢的に厳しい」としている。
一方、葛飾区に練習所がある亀田家の後援会“世話役”として知られる平沢氏。地元関係者は「後援会は辞めたようです」と明かすが、平沢氏本人は「後援会そのものが残っていれば、まだ“顧問”のような肩書が残っていると思う。今後も(亀田家から)依頼があればサポートしていく」と、否定した。
ただし、「(大毅選手の)『ゴキブリ』発言については知人を通じて注意した。本人も負けて、いい勉強になったと思う。最近は(亀田家の人間とは)全然会っていない」という。以前の“亀田フィーバー”時より、平沢氏の言葉は若干トーンダウン気味だ。
波紋が広がり続けている「内藤VS亀田」戦から飛び火した“代理戦争”。果たして結末はどうなるのか。
◆公明擁立見送り平沢氏独壇場 《東京17区》平沢氏は現在、自民党内でも「最も選挙に強い議員」の1人に数えられる。それでも、かつては公明党批判を行い、東京17区で公明党系候補と大激戦を展開していた。 落下傘候補として挑んだ1996年の総選挙では、新進党(公明党系)の山口那津男氏を相手に1万票差の小差で初当選。99年、自公連立で公明党が与党になっても、平沢氏は連立を批判。00年の総選挙も山口氏との事実上の一騎打ちを展開し、約2万票差で再選した。 山口氏は01年、参院選東京選挙区にくら替えし、当選。以後、公明党が東京17区の候補擁立を見送ったことから、03年、05年の総選挙は次点の民主党候補に、得票数でダブルスコア以上の圧勝。テレビ出演も多く、知名度もある平沢氏の独壇場だ。
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最終更新:10月15日8時1分