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職員定数を削減で 人件費分 予算上乗せ 横浜市来年度予算編成作業から
(東京新聞)2007年9月19日
横浜市は二〇〇八年度予算編成作業から、部署ごとの“ノルマ”を上回って職員定数を減らした局などに対し、減員分の人件費に相当する金額を予算に上乗せする制度を導入する。「人減らし」そのものよりも、行政マンに欠落しがちな「経営マインド」を管理職に身につけさせることが目的という。
同市では〇五年度予算編成から、職員削減計画に基づく目標を超えて定数削減を果たした局や事業本部に対し、削減一人当たり二百万円を予算に配分する制度を導入している。しかし、〇七年度予算編成で実際に支出したのは二人分、四百万円にとどまっていた。
この制度の目的はもともと、「人、物、予算の配分を総合的に判断し、市民サービス向上につなげる経営感覚を管理職に身につけてもらう」(財政課)点にあるという。
しかし、削減効果が思ったより上がっていないことから同市は、「よりインセンティブを高める」狙いも込め、上乗せ額を人件費相当分に引き上げた。額は一人当たり九百万円前後と見込まれる。
(中山高志)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20070919/CK2007091902049913.html