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【茨城】過去最悪の1兆7087億円 県債残高 前年度比2.5%増
【東京新聞】2007年9月9日
県は二〇〇六年度一般会計決算の見込みをまとめ、県債残高が前年度より2・5%増え、過去最悪の一兆七千八十七億一千万円となることを明らかにした。実質収支は黒字だが、借金返済の負担は依然重く、財政硬直化に変わりはない。
歳入総額は一兆七百九十四億九千五百万円。法人事業税や法人県民税の増収に加え、債務超過に陥った土地開発公社支援対策の県債発行などで、前年度比5%の伸びとなった。
歳出総額は一兆七百十七億三千七百万円で、同5・4%増。歳出と〇七年度の支払いが確定した事業費二十三億九千七百万円を歳入から差し引いた実質収支は、この十年で最も低い五十三億六千百万円だった。
財源の豊かさを示す財政力指数、借金返済額の大きさを表す実質公債費比率などは若干改善したが、財政構造の弾力性を測る経常収支比率は同1・4ポイント悪化して95・5%の高水準にとどまっている。県財政課は「行財政改革に引き続き取り組み、財政の体質強化を図る」としている。 (生島章弘)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20070909/CK2007090902047582.html