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相談件数最多1万2612件 06年度県女性センター、DVの増加続く
【中日新聞】2007年9月2日
県がまとめた二〇〇六年度の県女性センターの相談状況によると、相談件数は一万二千六百十二件で、前年度の一万七百十件より二割増え、記録の残る一九九四年度以降、最高となった。
このうち、夫などから暴力を受けるドメスティックバイオレンス(DV)の相談は、千三百九十四件(前年度千三百六十二件)で、依然として上昇傾向にある。
DVに関する面接相談は前年度よりも七十六件少ない八百十一件だったが、電話相談は百八件増の五百八十三件。面接、電話それぞれの相談件数の27・6%と6%を占めた。
家に帰れない事情のある人を必要に応じて短期間保護する「一時保護」は二百七十四人(同三百九人)に上り、夫や前夫からの暴力が原因の入所が71・2%で最多。子どもや親からの暴力など、DV以外の家族間の暴力による入所も5・5%あり、DVと家族間の暴力による入所が八割を占めた。一日当たりの平均保護人員は二一・五人で、平均保護日数は一四・八日だった。
面接相談や一時保護した女性に、地方裁判所から保護命令が出されたケースは三十九件あった。
いずれも相手に配偶者への接近を六カ月禁止する接近禁止命令で、そのうち三十一件は子どもへの接近禁止も含んでいた。
(山本真嗣)
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20070902/CK2007090202045708.html