★阿修羅♪ > 地域11 > 190.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
土浦市の会食費 監査委勧告受け 16万8000円返還へ【東京新聞】
2007年8月22日
市長と市議の懇親会に高額な会食費を税金から支出したのは過大だとして、住民監査請求を受けた土浦市監査委員が、儀礼の範囲を超える金額部分の返還を勧告した問題で、副市長らと職員が昼食費の一部に当たる総額十六万八千円を返還することが二十一日、分かった。このうち副市長ら三人は本人分のほか、会食に出席した市議と中川清市長の返還分を含めて返還する。 (坂入基之)
住民監査は「市民オンブズマンいばらき」(石川克子事務局長)が請求。統一地方選で当選した新市議と中川市長らが今年五月、市内の国民宿舎で初顔合わせ会を開き、一人六千五百円の会食費用を税金で支出したのは、行政上必要かつ適正なものといえず違法だとして、同市に返還を求めていた。
これに対し監査委員は今月六日、顔合わせ会は必要性が認められ会食費の支出も合法としつつ、費用は社会通念上、儀礼を欠くことのない一人二千五百円が妥当と指摘。差額四千円を過大な支出とし、中川市長に対し、四十二人分十六万八千円の返還を勧告していた。
勧告を受け、同市は返還方法について検討。(1)初顔合わせ会に市議の出席を求めたのが市側だった(2)出席した市議や中川市長に差額分を請求した場合、市議、市長ともに寄付行為として公選法に抵触する恐れがある−と判断。副市長らが市長と市議の返還分も分担することにしたとしている。
内訳は、副市長、教育長、収入役の三人が本人分と市長、市議二十五人分(当日一人欠席)を負担。出席した部長級など市職員十三人もそれぞれ本人分の四千円を返還する。同市は「監査委員が通知するよう求めた九月六日以前にも返還手続きを済ませたい」としている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20070822/CK2007082202042905.html