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長寿をチンパンジーで探る 京都大、熊本で78匹調査【東京新聞】
2007年7月17日 21時10分
チンパンジーは認知症になるかどうかや、食事が老後にどのように影響を与えるかなど、チンパンジーの老化や長寿の研究を始めると京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)が17日、発表した。
チンパンジーの寿命は約50歳とされるが、自然界でまっとうする例はほとんどないという。松沢哲郎所長は「チンパンジーの長寿や福祉を研究すれば、ヒトの高齢化解明の手掛かりになるのではないか」と話している。
熊本県宇城市の保護施設「チンパンジー・サンクチュアリ・宇土」にいる3−36歳の計78匹が対象。C型肝炎などの医学実験に使った後のチンパンジーを製薬会社「三和化学研究所」(名古屋市)が飼育している。
三和側が1億5000万円を寄付。期間は8月1日から5年間。4人の研究者が、食事などがチンパンジーの高齢化にどのように影響するかなど、これまで霊長類研究所が焦点を当てていなかった長寿などに関し研究する。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007071701000568.html