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三重県漁連から書類押収 漁業補償の分配金不正で名地検【東京新聞】
2007年7月7日 13時23分
中部国際空港の漁業補償の分配金に絡み不正があったとして、名古屋地検特捜部が津市の三重県漁業協同組合連合会(三重県漁連)などから関係書類を押収していたことが分かった。特捜部は県漁連元幹部らから任意で事情を聴いたもようだ。
関係者によると、書類が押収されたのは5日で、県漁連のほか、県信用漁連、水産振興事業団などが対象となった。
同空港をめぐる漁業補償では、中部国際空港会社が同漁連に補償金136億円を支払っている。関係漁業者は38漁協6100人。
同漁連は今年2月末、漁業補償の不正分配などが書かれていた告発文書が水産庁に送られたのを発端に、常勤役員3人を含む理事11人全員が辞任している。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007070790132302.html