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福島汚職、贈賄認める 前田建設元副会長が証言【東京新聞】
2007年6月29日 12時42分
福島県発注のダム工事をめぐる汚職事件で、収賄罪に問われた前知事佐藤栄佐久被告(68)らの公判が29日、東京地裁(山口雅高裁判長)であり、贈賄側とされる前田建設工業(東京)の寺島一雄元副会長(75)が証人尋問で、わいろとされた土地取引について「(ダム工事を)受注させてもらったお礼だった」と贈賄の事実を認めた。
寺島元副会長は、栄佐久被告の実弟祐二被告(64)に工事を受注できるよう依頼したことを認め「1997年ごろから3−4回『よろしくお願いします』と申し上げた。99年5月ごろ、祐二被告から『頑張ってください』と言われ“天の声”と思った」と証言した。
また、栄佐久、祐二両被告の関係について「一心同体と理解していた」と述べた。いずれも検察側の尋問に答えた。
両被告とも収賄の事実を全面否認。今後証人として出廷する水谷建設の元会長水谷功被告(62)=法人税法違反(脱税)罪で1審実刑、控訴=も捜査段階で贈賄の事実関係を認めたとされる。贈賄側は公訴時効(3年)が成立している。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007062901000321.html