★阿修羅♪ > 医療崩壊1 > 589.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
母里啓子『インフルエンザ・ワクチンは打たないで! 』双葉社‘07年から
「インフルエンザ・ウィルスそのものが、効果のあるワクチンを作れない性質を持っている。インフルエンザ・ウィルスは人に感染しながら、絶えず形を変えるウィルスである。このようなウィルスに効果のあるワクチンを作ろうとすることが、そもそも非常に無理がある」。
「前橋市医師会が行った『前橋レポート』(1987年)といわれる調査で、インフルエンザ・ワクチンの集団接種をしている地域としていない地域とで、インフルエンザの流行の大きさに差がないことがはっきり証明された」。
「実際に患者からインフルエンザ・ウィルスを採って調べてみると、そのシーズン用のワクチンを作る元となったウィルスと、実際に流行しているウィルスがかけ離れていることが多い。インフルエンザ・ウィルスがものすごいスピードで変異しているからだ」。
「これまでの調査で明らかなのは、インフルエンザ脳症はインフルエンザ・ウィルスが原因ではなく、解熱剤やタミフルといった薬剤の関与が疑われているケースが多い」。
「高齢者はインフルエンザを恐れなくてもいい。高齢者の場合、嚥下障害によって…気管に雑菌が入り込み、肺炎を起こしやすく、70歳以上ではこの原因が最も多い」。
「インフルエンザ・ウィルスに自然に感染すると、体は抗体を作る。この抗体が同じ型のインフルエンザ・ウィルスにかからないようブロックする。抗体が作られる場所は、のどや鼻の粘膜と血液中の二つ。
インフルエンザに自然感染して免疫が働くのは、のどや鼻にインフルエンザ・ウィルスがついても、そこで追い払ってくれる。ところが、インフルエンザ・ワクチンを打っても、のどや鼻では抗体は作られない。血液中に抗体を作ることはできるが、インフルエンザ・ウィルスが血液から感染することはない」。
「インフルエンザに自然感染すると、…確実に強固な免疫力がつく」。
「1994年、予防接種法が改正された。3歳から15歳までの子どもへの義務接種が廃止され、任意接種扱いになった。私は、そのとき、インフルエンザ・ワクチンはこのまま世の中から消えていくものと思っていた。ところが−厚生省もワクチンメーカーも、あきらめてはいなかった」。
「1999年から翌年にかけて、高齢者の施設でインフルエンザが大流行しているという報道が流れた。これから(か)、厚生省とワクチンメーカーによるインフルエンザ・ワクチンの宣伝はみるみる過熱してきた」。
「当時、ワクチンメーカーは、少子化どころか小中学生への集団接種が廃止されてしまい、二つのワクチンメーカーはインフルエンザ・ワクチンから撤退することになった。苦境のワクチンメーカーを放っておかなかったのが厚生省だった」。
「インフルエンザは自然に治る病気で、特効薬はない」。
「タミフルは危険な薬で、使ってはいけない」。
「インフルエンザは自然現象、共生していけばいい」。