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(回答先: 参考: 時間の使い方 投稿者 どっちだ 日時 2008 年 3 月 18 日 17:23:36)
もう止めるという前言を舌の根も乾かぬうちに翻してしまいますが、私の想定する(準)
リアルタイム受け入れ態勢通知システムは、挙げられたような医師の勤務状況にほとんど
影響しません。
まず、現行の態勢においても、不定期に起こる救急車から病院への受け入れ可否の問い
合わせに対応する病院側の担当者がいるわけであり、一定のマンパワーは割かれています。
(準)リアルタイム通知システムでは、その不定期に割り込まれる対応処理が、病院の
受け入れ態勢の変化が起こった時点からそれなりに短いタイムラグで通知することに
置き換わり、全く受け入れ不可と通知されている間は救急車からの問い合わせが入る
ことがないので、担当者が問い合わせに対応する頻度を減らすことができます。
ただしここでは、病院の受け入れ態勢の状況を示し比較的簡単に機械的に伝えられる
いくつかのパラメータ(勤務中の医師・スタッフの専門・従事内容、空きベッド・イン
フラの種類・数など)があらかじめ救急車側に知れていることによって、改めて病院に
問い合せるまでもなく受け入れ不可能と判断できるケースがそれなりの割合である、
ということを前提としています。
この場合は、病院スタッフが各自のパソコンか携帯電話などを通じて、自分の勤務状況
が変化するときに病院内のあるサーバに(あらかじめ場合分けされた項目にチェックを
入れるなどの簡単操作で)送ると、自動的に病院の受け入れ態勢が判断されて救急車
などに通知されるというシステムが考えられ、真のリアルタイム性が得られる上に、
わざわざ病院の誰かが時間を割いて処理をする手間が省けます。
救急現場の実態を知らないシロートの空想とは違って、もしほとんどのケースで、患者
の容態や事故発生状況などについての詳細な情報を病院側が知らないと、受け入れの
可否が判断できないのであれば、この(準)リアルタイム通知システムは、少なくとも
ローコストで構築することはできないでしょう、というわけでゴメンナサイ。