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宇沢弘文 東大名誉教授(経済学 文化勲章1997)
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投稿者 虹の仙人 日時 2008 年 2 月 25 日 16:55:08: ZmDTMI6bcHXKo
 

(回答先: 日本の医療崩壊と後期高齢者医療制度 -世界に誇るべき国民皆保険制度 完全な崩壊への決定的一歩-特別寄稿 宇沢弘文東大名誉 投稿者 虹の仙人 日時 2008 年 2 月 25 日 16:48:41)

宇沢弘文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宇沢 弘文(うざわ・ひろふみ、昭和3年(1928年)7月21日 - )は、日本の経済学者。1983年文化功労者、1989年日本学士院会員、1995年米国科学アカデミー客員会員、1997年文化勲章。Econometric SocietyのFellow(終身)。1976年から1977年までEconometric Society会長。数学者の宇澤達は息子。経済学者の浅子和美、吉川洋、小川喜弘、清滝信宏、松島斉、宮川努、小島寛之、ジョセフ・E・スティグリッツは宇沢の門下生。

一中、一高を経て東京大学の理学部数学科で学び、その後も数学科の特別研究生となったが、社会の病を治そうと経済学の道へ進んだ。戦後の数理経済学の牽引役として時代の最先端を行き、不均衡動学の分野で世界的な業績を挙げた。新古典派の成長理論を数学的に定式化し、二部門成長モデルや最適値問題の宇沢コンディションも彼の手による。かつては、森嶋通夫と共に、ノーベル経済学賞の有力な日本人候補と言われていた。
やがて公害などの社会問題が酷くなると、現実から切り離され形骸化した数理的経済理論から、公共経済学などの現実経済の研究に進んだ。特に自動車の外部不経済性を痛烈に批判し、自らも自動車や電車を使わずに毎日ジョギングで通勤していた。成田空港問題の平和的解決にも尽力した。
また著書『日本の教育を考える』(1998年 岩波新書)にて、数学オリンピック予選参加者の指導者・子供らに批判的な考察を加えている。

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