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2006.2.18 忘れられない日。『我々は福島大野病院事件で逮捕された産婦人科医師の無罪を信じ支援します。 』
http://www.asyura2.com/07/iryo01/msg/447.html
投稿者 どっちだ 日時 2008 年 2 月 18 日 13:49:02: Neh0eMBXBwlZk
 

---健康、病気なし、医者いらず から転載-----------------------------------------
http://kenkoubyoukinashi.blog36.fc2.com/blog-date-20080218.html

福島大野病院事件から2年
『我々は福島大野病院事件で逮捕された
産婦人科医師の無罪を信じ支援します。 』


2006.2.18

この日は、医療関係者にとっては、
忘れられない日です。


この日から、日本の医療崩壊が始まった。
と言っても良い程の衝撃でした。

そうです。
福島大野病院で、産科医が逮捕された日です。

あれから、ちょうど2年の月日が経ちました。

癒着胎盤という、何千人に1人しかいない、珍しい症例で、
しかも、事前に予測する事も困難な事例。
それにたった1人の産科医が
一生懸命立ち向かって。
でも、結果的に救えなかったというだけで、
患者が病気で亡くなったのに、
医師が刑事事件で逮捕される。
という事件が、福島大野病院事件です。

その日を境に、日本では産科医が1人で
出産を扱う病院は激減しました。


「萎縮医療」という言葉も、この事件以降、
頻繁に使われる様になりました。

少ない医師、不十分な設備で「善意」で
患者を救おうと思っても、
「結果的に」患者を救えなかったら逮捕されるかも。

2/18以降、日本中の全ての医師が、
そう思って医療を行っています。


「たらい回し」という言葉は不適切ですが。
今だに、テレビや一部の新聞では使われています。
「患者受け入れ拒否」
これも、言葉の使い方はおかしいですけど、
やっぱりたくさんマスコミでは出てきます。

これらが起こる背景には、政府の医師数削減政策、
医療費抑制政策による、医師数不足、医療費不足。
といった原因も大きいのですが。

医療訴訟による、萎縮医療の影響も、かなり大きいです。


>「ミスがなかったなら、なぜ妻は死んだのか」
 「弁護側は、医師の処置には問題はなかったというが、
 問題がないならなぜ妻は亡くなったのか。
 人間の体はさまざまというが、
 それに対応するのが医師の仕事だ。
 分娩室に入るまで健康だった妻はどうして亡くなったのか。
 病院は不測の事態のための設備を整えているはず。
 ということは、ミスが起きたのは医師の責任だ」

これは、亡くなった方の夫の意見陳述です。

亡くなった方は、本当に残念だったと思います。
遺族も、かわいそうだと思います。


ただ、人間は、不死身ではありません。
今まで生きていた人が、今後未来永劫いきているなら、
人間は、全員不死身って事になりますが。
そうではないでしょ。

医師の側に問題がなくても、
人間は不死身ではないですから。
人間は、病気で死ぬんですよ。

不測の事態のために設備を整えて、
医師は一生懸命にやりますけど。
それでも助けられない命はあるんですよ。

お産は、安全ではないんですよ。
日本は、周産期死亡率が世界で一番低いですけど。
それでも、死亡率はゼロではないんですよ。


結果が悪かったら、全てそれは医師の責任だ。
責任を取れ、謝れ。
って事で、裁判を起こされたら、
ホントに日本の医療は崩壊しますよ。

民事訴訟を起こす権利は、誰にでもありますから。
それを規制する事はできませんけど。

結果が悪かった、というだけで
医師が逮捕される、って事はあってはならないと思います。

医師だけ特別扱いするのはけしからん。
って言う人もいますけど。

訴訟社会のアメリカでさえ、福島大野病院
の様な場合、逮捕される事はありません。


私は、「医者が何やっても良いようにしろ。」
って言うつもりはありません。

「医師が一般的な医療行為を行って、
その結果が悪かった」
というだけで逮捕する事は止めて下さい。
って言っているだけです。

医療事故調の第二次試案でも、
今いろいろもめているところですけど。

仮に、福島大野病院事件で医師が有罪になる。
そんな事があれば、日本の医療は完全に崩壊します。

破壊される、と言っても良いかもしれません。

そうなったら、結局損ををするのは
医師に診てもらえなくなる、患者さんです。


福島大野病院事件では、適切な裁判が行われて、
K医師が無罪になる事を信じています。


『我々は福島大野病院事件で逮捕された
産婦人科医師の無罪を信じ支援します。 』


この記事は、ブログ『新小児科医のつぶやき』
のYosyan先生に賛同した記事です。
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/

ちなみに、昨年の記事はこちらです。

『悪夢からちょうど一年』
http://kenkoubyoukinashi.blog36.fc2.com/blog-entry-153.html
---------------------

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また、医療関係者であるかどうかも問いません。

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なるべく把握したいので

ぜひ、御連絡お願いいたします。

一人でも多くの方のご賛同が、
よりよい日本医療を作っていくものと
信じております。
よろしくお願いいたします。


コメント

That's what We're here for!
もちろん、強く賛同します!K先生を応援し続けます!
K先生と、医院を閉められたお父様が、心休まる日が一日も早く訪れますように。
エビ[URL] 2008/02/18(月) 00:39 [EDIT]

私も福島大野病院事件で逮捕された
産婦人科医師の無罪を信じ支援します。
HDsurgery[URL] 2008/02/18(月) 00:42 [EDIT]

我々は福島大野病院事件で逮捕された
産婦人科医師の無罪を信じ支援します。
内科医[URL] 2008/02/18(月) 01:08 [EDIT]

私も支援します。
通りすがり[URL] 2008/02/18(月) 01:08 [EDIT]

支援いたします。
目の前の患者さんに助かって欲しくない医療者は、おりません。理性的かつ公正な判断を望みます。
ですが、無罪だとしても、K医師やそのご家族、周囲の方々の心労や今後のことを思うと、胸が痛みます。どうか、どうか、早く平和が訪れますように。。。
OC[URL] 2008/02/18(月) 01:19 [EDIT]

私も賛同する
我々は福島大野病院事件で逮捕された産婦人科医師の無罪を信じ支援します。

本件は、癒着胎盤という、術前診断がきわめて難しく、治療の難度が最も高く、対応がきわめて困難な事例です。このような対応困難な事例において、外科的治療が施行された後に、結果の重大性のみに基づいて刑事責任が問われることになるのであれば、今後、外科系医療の場において、必要な外科的治療を回避する動きを招来しかねないことを強く危惧します。
ある産婦人科医のひとりごと・管理人[URL] 2008/02/18(月) 03:57 [EDIT]

賛同させていただきます。

被告の先生とそのご家族が受けている苦しみに早く終わりが来ますように。
RDM[URL] 2008/02/18(月) 06:22 [EDIT]

賛同させていただきます
 賛同させていただきます(最近更新をサボっていますので、いささか恐縮ですが)。
 現代の我が国日本では、「誰にもどうしようもないリスク」を「誰かの責任」にしてごまかそうとする風潮が蔓延していますが、そうした風潮は正していくべきだと思います。
「Lichの塔」管理人:Lich[URL] 2008/02/18(月) 08:01 [EDIT]

賛同いたします。
去年に引き続き、賛同エントリを立てました。
http://blog.livedoor.jp/shiro_no_horaana/archives/50168403.html

医療の不確実性(リスクの確率)と経済性を全く無視した逮捕/起訴には賛同できません。
K医師が早くお産の現場に戻られることを祈っています。
TBさせていただきました。
シロ[URL] 2008/02/18(月) 08:01 [EDIT]

私も賛同します
御亡くなりになった方とご遺族はお気の毒だと思いますが、遺族の主張もとても納得いきません。
りん[URL] 2008/02/18(月) 08:53 [EDIT]

賛同します。
1日も早く無罪が確定しますように。
sam[URL] 2008/02/18(月) 11:48 [EDIT]

賛同いたします。
http://d.hatena.ne.jp/mosriteowner/20080218/1203304548
 先ほど、拙いながら、エントリー挙げました。トラックバックもお願いいたします。
mosriteowner[URL] 2008/02/18(月) 12:40 [EDIT]

僕も福島大野病院事件で逮捕された産婦人科医師の無罪を信じ支援します。

メタボ[URL] 2008/02/18(月) 12:52 [EDIT]

賛同します!
僕もK医師の無罪を信じ、支援します。
cyber-star[URL] 2008/02/18(月) 13:13 [EDIT]

強く賛同し、支援いたします
この暗くて長いトンネルを抜け、私たち医師は、患者と手をとり、肩をくみがら同じ目標に向かって歩いていける、希望に満ちた21世紀を開いていきたいと心から願っています。
医師も患者も両方が納得できるしくみこそが必要です。どちらかの犠牲のもとに成り立っていたこれまでのしくみが、おかしかったのだと思います。
小児科医@最果ての地[URL] 2008/02/18(月) 13:18 [EDIT]

もちろん賛同します
さっそく記事をブログのトップにあげました。
割ばし事件ではメディアのミスリードにも関わらず、一般の間でも「不慮の事故で医師にミスはない」という声が高まりつつあります。大野事件もそうなるように呼びかけて行きたいと思います。
最凶[URL] 2008/02/18(月) 13:33 [EDIT]

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