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悪魔の代弁者
http://www.asyura2.com/07/iryo01/msg/406.html
投稿者 どっちだ 日時 2008 年 2 月 05 日 19:36:47: Neh0eMBXBwlZk
 

(回答先: 【 後期高齢者制度 】  “悪魔の選択”  「あなたのせいなのだから,あなたが苦しめばいい」 投稿者 どっちだ 日時 2008 年 2 月 02 日 19:51:59)

-----ssd's Diary から転載-----------------------------------------------------
http://ssd.dyndns.info/Diary/2008/02/post_523.html


悪魔の代弁者
By ssd on 2008年2月 4日 19:38


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後期高齢者制度は"悪魔の選択"
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/14323.html

 「医療費が際限なく上がっていく痛みを自分の感覚で感じ取っていただくことにした」―。今年4月から始まる後期高齢者医療制度の準備を進める厚生労働省の担当者は、75歳以上の高齢者を国民健康保険などから切り離して独立の保険に組み入れる同制度の創設趣旨について、石川県であったフォーラムでこのように語った。会場にいた石川県社会保障推進協議会の事務局長・寺越博之氏はこれに対して「保険料を下げるのか、保険給付を下げるのかを迫る悪魔の選択でしかない」と抗議している。フォーラムでの厚労省の担当者の発言を振り返りながら、寺越氏にその問題点を聞いた。(金子俊介)

同制度では、 75歳以上のすべての人を現在加入している国保や健保から脱退させ、後期高齢者だけを対象にした独立保険を創設。都道府県ごとに設置された後期高齢者広域連合が制度の運営に当たり、地域に暮らしている高齢者の人数や高齢者が使った医療費が保険料額に反映されるため、保険料は都道府県によって異なる仕組み。保険料は原則として年金から天引きされる。

フォーラムは1月18日、石川県金沢市で開催。県内市町村の職員や老人会から約1,000人の参加者が集まった。

その中で、「後期高齢者医療制度の創設とねらい」と題して、厚生労働省の高齢者医療制度施行準備室で室長補佐を務める土佐和男氏が基調講演した。

土佐氏は、まず、現在の国民1人当たりの医療費が、75歳以上の後期高齢者は75万円、65歳〜74歳の前期高齢者は35万円、65歳未満は15万円となっていることなどを説明。高齢者の増加に伴って、医療費は将来60兆円に上ることを示した。その上で、新制度の仕組みを「月25回の通院を20回に減らすことで医療費が下がり保険料は上がるようになっている」と紹介。「医療費が際限なく上がっていく痛みを、後期高齢者が自分の感覚で感じ取っていただくことにした」と、独立型保険を創設した理由を明言した。
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Dr.Pooh先生 http://d.hatena.ne.jp/DrPooh/20080202/1201946667 のとこで知った記事。CBいい仕事してるなあ。
こういう邪悪な発言をちゃんと拾う。
大手マスゴミには逆立ちしてもできませんな。

しかし、この土佐和男氏。
ググってみると、こんな記事。

http://www.kaddy.jp/20041017.htm
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 写真は、杉並区役所保健福祉部高齢者施設課長の土佐和男さんです。
 10月15日付けで、厚生労働省国民保険課の課長補佐として異動されました。
 区職員の"派遣"相手先としては、東京都、交流としての他自治体、23区の連絡調整機のを持った区政会館内の諸機関 http://www.kaddy.jp/20040916.htm などがありますが、今回の異動は、地方公務員から国家公務員への身分転換を伴う栄転です。(もちろん、国が地方より"偉い"という意味ではありません)
 このようなケースは過去に例はあるものの、極めて稀だそうです。ご本人も大変に喜んでいらっしゃいました。
 土佐さんとは長いお付き合いになりますが、私のコンピューターの「お師匠」さんでもありました。現在、何とかPCを人並みに扱えるのは彼のおかげです。
 また、全国で初めて国民保険料をコンビニで支払えるシステム http://www.kaddy.jp/1127.htm を構築された実績は高く評価されています。
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なかなか遣り手らしいですね。
地上から国家公務員という階梯を上がったノンキャリの星と言ったところでしょうか。
だがしかし、発言の一挙一動まで考えられるほど、頭はよくなかったのか、こういう発言も計算し尽くした上で言ってるのかいまいちわかりませんが、こんな記事 http://d.hatena.ne.jp/hidematu/20061209 もありました。
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厚生労働省 の主張は以下の通り。

国民健康保険課  課長補佐 土佐和男さんが登場。

土佐さん「国民健康保険は、医療保険制度であり負担した人だけ給付がある。」

堀尾さん「参加できない場合もあるじゃないですか。期間的にも、生活レベルも含めて、そう言う人達は国が手厚く補助するよと、セーフティーネットを掛けてあげるよ、というのが国民健康保険のイメージですよ。」

土佐さん「あくまでお金が全然払えない人は対象にしていないんですよ。」

(唖然とした表情の堀尾さん)

土佐さん「もともとみんなの助け合いの制度が医療保険制度です。」

(思い悩み考え込む堀尾さん)

→私は厚生労働省の言うことが正しいと思うが、番組としては「弱者の味方のNHKアナウンサーと人情の欠ける国の担当者」という構図を演出したいらしい。

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どうも、発言の影響を深く考えないで、自分が正論と思うことを素で言ってしまうタイプのような気がする。
ということで、このまま素直に厚労省の公式見解なんだろうなと受け止めるべきですな。
いや、別に分かってたんですが。

Comments


Inoue said:

>土佐さん「あくまでお金が全然払えない人は対象にしていないんですよ。」
 これは社会保険の互助の理念に忠実な発言と言うべきで、まったく正しい。その証拠に、生活保護世帯の医療は医療扶助であって医療保険とは別会計です。
 健保も年金も、税収から補助金を出すことで、再配分的な機能を持たせているからわかりにくくなってますけれど。
2008年2月 4日 20:42


こんた said:

”痛みを分かち合う”という抽象的表現を、非常に具体的に述べてくれました。

"高齢者から、医療費の名目で財産を毟り取ってやる"
"高齢者は自分の医療費を払えなくなったら死ね"

ですね
2008年2月 4日 21:37


Dr.Pooh said:

TBありがとうございます。
私もこの人は素で喋っているんだと思いました。
だから余計にタチが悪いんですが。
2008年2月 4日 23:45


Med_Law said:

>土佐さん「国民健康保険は、医療保険制度であり負担した人だけ給付がある。」

至極当然の理論で、原則です。
保険の基本は、相互扶助。自分が給付を受けなくても、負担することで巡り巡って自分も権利を取得するという制度です。
『情けは人の為ならず』です

NHKアナウンサーの間違った保険のイメージ(払えない人は払わない)こそが大問題。
貧乏人だから払わなくても良いとか、可愛そうだから同情しろというのは、保険制度とは別問題

保険である限りは、アフラックやニッセイ、簡易保険となんら変わらないし、変わっては保険とは言えない。

保険金が払えない人は、払って更に貧乏になっても耐えている人に申し訳が立たないだろうに。
高齢者の財産を保護する代わりに失うのは、子供を育てる勤労世代の財産(高額の直接税)
保険を払わない人に同情は禁物。

生活保護を受けるのに財産が残っているなんていうのも論外。

アリとキリギリスの寓話を思い出すべき

弱者の味方を気取ると格好良いかもしれないが、弱者は弱者の敵でもある。(強者も同じ的だけれど)
自分達が払わない税金の分け前を与えろと訴えるのだから

弱者こそ増税・大きな政府を訴えるべきなのに、小泉に乗っかって減税・小政府を支持していた
高負担=増税=大きな政府=福祉・給付

所詮、マスゴミも大衆の味方ではなく、軽兆浮薄な口先だけの無責任な情報ゴミの汚染源
2008年2月 5日 07:40


Med_Law said:

保険というのは、自分のお金の延長線
『貯金は△、保険は□』

自分達が使える資産は、自分達が納めたお金の集合体

資産を使う人が資産がなくなる痛みを感じなくて浪費していては、次の世代の使える資産がなくなってしまう

貧乏な今の老人世代を同情しているのが、極貧の老人になる壮年世代ではなく、貧乏になる危険性の乏しい資産をもつ老人世代(所得は少ないが資産はある)であることにも注目
若い世代は、所得も少なければ資産の蓄積もない。
超極貧、赤貧となり石(医師?)を洗っているかもしれない
2008年2月 5日 07:54


774 said:

問題なのは、使い込まれた掛け金の始末をしてない事ですな。
団塊の世代が積み立てた分を使い込んどいて、
「オラ知らね。」
「次の世代の相互補助という事で」
だけで済ますわけにはいかんでしょう。
2008年2月 5日 11:16


rastaman said:

こういう人には財政赤字が膨らんでいく感覚を身をもって感じていただきたく思います.
2008年2月 5日 12:31

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