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(回答先: 日本政府の見解・・・ 「医師は基本的に足りている、問題は医師の偏在」 【しんぶん赤旗】 p4 投稿者 hou 日時 2008 年 1 月 24 日 23:00:17)
>全国に歯医者が6万8千件あるそうです。
>問題は、歯医者が多いこと、そしてそれを調整できないこと。
>「偏在している」とは、大変的確な表現だとおもう。
どのようにすれば既存歯科医師を医師として利用するようにできるのか?
どのような調整を提案なさるおつもりか?
歯科医師は医学とは別に専門的な技能を持った人たちで、教育内容が違う。
現役歯科医の希望者を新卒医師の卒後研修に投入できますか?
これまで調整の方策がなかったわけではない。現行では医学部に学士入学または再入学し、医師国家試験に合格すること。医学科の3年次への編入が妥当なのか4年次編入が妥当なのか、私にはわからないが。
国家的に税金をつぎ込んでもらったかもしれないし、個人的にも青春をつぎ込んで習得した歯科の技術はお蔵入り、で、針路変更は個人にも莫大な負担を強いる。が、まさか、再教育を省け、とおっしゃるのではないでしょうね。
再教育の受け入れ側のキャパが足りるか? も問題。
現役歯科医師という資源を歯科以外の医療へ流すためのボトルネックを吟味していただきたいものです。「やっても罰しない」と、法を書き換えただけですむことではありません。 houさんにはお得意の経済的視野から、市場原理に任せて淘汰を待つ、よりは、ましな医師の調整策を提案していただければと思います。歯科医師が「苦し紛れ」に医師の仕事もするようになる、、ではだめでしょう。
ご参考までに、市場原理と国民を医療保険から切り離すことを画策する官主導による「薬剤師(介護師も)の調整」の例
6年制薬剤師も新設校がフル稼働すれば薬剤師は過剰生産になり、これまでの薬剤師業務だけでは値崩れしてしまう。現在、医療サイドではどしどし薬剤師の初任給が切り下げられていて、早晩Nsよりも低くなる(すでになっている)、で、結果的にNsの廉価版(僭越!)または介護「師」を生産することになるかもしれぬ。(薬学の古い教員が「ミニドクター」を作るような教育をしてはいけないと盛んにわめいておりますが、その気になっても「チープ医者」は育てられそうもない。)4年制卒の現役薬剤師に対する官製天下り資格商法も立ち上がりつつあります。
もしも「薬もわかる介護」師さんが たくさんいれば、国民の役に立つことは事実です。しかしこのままでは純正介護師の二の舞ですね。「貧乏人は医者にかからず売薬で治せ」という国の方針がありますから 商売人(薬店の薬剤師)はある程度儲かリ続けるかも知れない。薬店の初任給はあまり下がっていません。(今後、一挙に値崩れするかもしれませんが。)