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---さあ 立ち上がろうー「美しい日本」にふさわしい外科医とは から転載-----------
http://blog.m3.com/Fight/20080107/2
2008.01.07 16:03
外科学会会員数の激減
平成15年度
入会者:1,204名 退会者:1,072名 物故者:124名
現在会員数:39,223名(前年度8名増)
平成16年度
入会者:499名 退会者:1,069名 物故者:110名
現在会員数:38,543名(前年度680名減)
平成17年度
入会者:707名 退会者:1,212名 物故者:154名
現在会員数:37,884名(前年度比659名減)
平成18年度
入会者:818名 退会者:682名 物故者:129名
現在会員数:37,891名(前年度比7名増)
少なくともこの4年間で外科医は1332人減っている。
ただし、入会者が一番最低だったのは新臨床研修制度が始まった平成16年度でその後外科志望者は少しずつ増えているように見える。
問題は退会者であるが、物故者が毎年必ず110−154人は出る。退会者は去年こそ少ないが毎年1000人から1200人退会している。
新臨床研修制度1期生が3年目として大学に帰ってきたはずの平成18年には入会者の数が減少数を初めて上回っていると言えるが、それでも平成15年度の入会人数には遠く及ばない。
例えば、物故を含めた退会者数が800ー1400前後であれば毎年200ー800程度の減少となる。つまり外科医が完全にいなくなるまで早ければ47年という計算になる。
しかし、これは外科医を減らすイベントが何もなかった場合の話で、厚生労働省が作成中の医療事故調査委員会の第二次試案が、国会で通ればどうだろう?
おそらく入会者は激減し、退会者は激増するのではないだろうか?47年なんて必要ない。
予期しない術後の死亡や、合併症はすべて、第三者機関を経て、刑事、民事裁判に利用される。
医学の限界(あるいは、人間の命の謎?)はすべて個人の責任
わたしはここに公言したい。
この法案が現在の形で承認された場合には、外科医を辞めます。
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予期せぬ全ての死の責任追及は医療を滅ぼす
http://blog.m3.com/Visa/20080107/1
前回のエントリー「医者も人間です」で、こう書きました。 「当たり前のことですが、医師や看護師も人間です。 普通のみなさんと同じようにミスをします。 さらに重要なことは、ミスがなくても、不測の事態で患... [続きを読む]
posted from 天国へのビザ 2008.01.07 17:26
コメント
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ふろっぐぅ。
とんでもないもの、また出してきたわね。二次試案。
凹んでしまったわ。
********************by ゆめみ
「みゆ〜」、いい? 読んであげるね。
「厚労省の第二次試案」
出だしはこうよ。
「医療が安全・安心で良質なものであるとともに納得のいくものであることは、医療に関わる全ての人の共通の願いである。医療従事者には、その願いに応えるよう、最大限の努力を講ずることが求められる。。。。」
読み始めから、何か得体のしれない気のメイリですこと。どうしたの、みゆ、しっぽ丸めて、窓のお外なんか眺めたりして。ちゃんと聞いて。
「みゆ」は、たいそう退屈そう。でもね。私にとっては、こうした試案は、まさにDies irae。。。一見、何気ない通り一遍の普遍論的出だしが、かくも容易に、「反省・謝罪、責任の追及」へと高圧的に結びつけられていることに、改めて驚いてしまう。現代の医療従事者の置かれたジレンマの底知れない深さと苦悩の根源を見出すのは、私だけではないでしょうね。
どーしようかしらん。この腐った試案!。。。
はてしなく「くすぶらせて」あげるわ。コメ欄で。覚悟して!
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written by 夢見る掃除人 / 2008.01.08 23:54
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あ。そーそ。ふろっぐのエントリー「外科医・激減」の謎に迫る。。。
今春初の「火だるま」の巻!。。。おたのしみに♡
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written by 夢見る掃除人 / 2008.01.09 00:09
第二次試案に基づく医療安全調査委員会は、
噂では年金問題の不始末で整理される社保庁職員で構成されるとか?
年金管理もろくに処理できなかった人材によって医療の安全調査が行われるのかと思うと、ヾ(。`Д´。)ノ彡
おまけに「医療紛争処理のあり方検討会」の座長・大村秀章衆院議員は悪法と名高い人権擁護法案の推進論者。
結果は推して知るべしです。
written by chibitama / 2008.01.09 12:44
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けだるい春の、火だるまなコメ その(一)
***by ゆめみ
第二次試案の冒頭からもう一度みる?。。。あ〜ぁ。
(1) 医療とは、患者・家族と医療従事者が「協力して行う病との闘い」である。したがって、医療が「安全・安心で良質なもの」であるとともに「納得のいくもの」であることは、医療に関わる「全ての人の共通の願い」である。
(2)。。。診療行為には、「一定の危険性」が伴うものであり、場合によっては、「死亡等の不幸な帰結」につながる場合があり得る。不幸にも診療行為に関連した予期しない死亡(以下「診療関連死」という。)が発生した場合に、「遺族の願いは、反省・謝罪、責任の追及、再発防止」であると言われる。これらの全ての基礎になるものが、原因究明であり。。。これを専門的に行う機関を設け、分析・評価を行う体制を整える必要がある。
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こうした、古風な常套句で始まる試案を読み進めていくうちに、これが、誰に対して、何のために作られようとしてるかを知って、ノケゾリました。。。
医療は患者・家族・医療従事者の三者がお互いに協力しなければ成り立たないのは、たしかに当然ね。三者が協力して行う「病いとの闘い」であるのも特に反論なしね。
ところで、三者の協力をもってしても、簡単に退散するほど病いはお手頃の「非日常」ではないことは、分かってるんでしょう?手ごわいことが実に多いのも分かってるんでしょう?リスクも伴うし、幸福な結果を約束できるほど簡単ではないのもわかってるんでしょ?
一見小さな病気も、いったんメスが入れば常に
「死と隣り合わせ」の格闘
であるも、わかっているんでしょう???ぜんぜんわかってもらえてないみたいね。
written by 夢見る掃除人 / 2008.01.09 19:54
***********2008.1.8
「火だるまなコメ その(二)」
「予期しない死亡が発生した場合に、遺族の願いは、反省・謝罪、責任の追及、再発防止」である」。。。?なぜ、一方的に、「反省・謝罪、責任の追及」なのでしょうか。
医療の中で遭遇するさまざまな予期しない死亡が、医療が平和に清々粛々と行われる儀式の中の「ヘマ」、「トチリ」、「単純な失敗」、「怠慢」の部類とでも思っているのでしょうか。。。今日、世の中を席捲している医療訴訟は、「医療の限界」、「ある確率をもって発生する不可避の現象」であることを無視しているとしか思えない。あって当たり前の「何事もない幸福な結末」は、100%約束できるものではありません。
************つづく?
written by 夢見る掃除人 / 2008.01.09 20:05
ふふふ。やっぱりつづいた。。。「火だるまなコメ その(三)」
釈迦が、教えの初めに、人間の苦しみの根源を
「生老病死」
の四苦であると言いました。わたしは仏教徒ではありませんが、クリスチャンでもありません。じゃなに!。。。コメディアンでいいです。どうでもいーですけど。
それにしても、生老病死の四文字熟語は強烈に説得力と迫力あるのよね。なんでかしらん。
「病い」は、人間が生まれたからには死ぬまで付きまとう恐怖の一つだからだと思います。医療は、この四つの苦の中の「病い」だけと闘う場でしょうか。
実は、生きること、老いること、死ぬこととお付き合いする場でもあるのではないでしょうか。痛みあり、苦しみあり、後悔あり、失うものあり。血も噴き出せば、汚物も散る。
医療は「安全で安心」なものと表現できるほど、平和な営みではないと思います。
******まだ、言うことあるから。。。
みゆ。パソコンの上またがないでね。いいところなんだから。あー。お足でキー踏んぢゃだめっ!!って。。。あら。
▽×■●。・・っ?@−*
written by 夢見る掃除人 / 2008.01.09 22:31
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踏まれても蘇る「火だるまなコメ その(四)」
「それって死の綱渡り?」 *** by ゆめみ
たとえば、安全といわれるワクチン、打てば後は病気知らずとは限らない。。。副作用もあれば、予期せぬ?(実はある確率で予期しうる、覚悟しなければならない)重篤な副作用や死亡例がある。
普通の出産が飛び込んできたと思ったら、癒着胎盤、出血多量、輸血が間に合わない死亡例もある。ごく普通の全身麻酔でも致死的な不整脈・心肺停止・蘇生不能もある。封通の子供の風邪を当たり前の薬で様子を見ていたら、髄膜炎・脳炎で意識不明。。。
わずかな確率ながら、毎年確実にわずかの確率で発生する、こうした厚労省のいうところの医療を行ったことによる「予期せぬ結果」のたびに、たまたま担当した医師が、損害賠償や訴訟の被告人とされたり、警察によって検挙・逮捕されるようでは、文字通り、医療者側にとっても別の意味で、医療は「安全で安心」ではない。
誰が訴えられて十字架に張り付けられるか。。。まさに、医療は危険いっぱいのギャンブル?それとも、
絞首刑ルーレット?死の綱渡り?
やってらんない!
。。。はげしくつづく。
written by 夢見る掃除人 / 2008.01.10 13:12
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「火だるまなコメ その(五)」
「新しい十字架:診療関連致死傷害罪」 *** by ゆめみ
医療を受ける権利を一方的に擁護する陰で、高圧的な警察権力の介入も辞さない厚労省は、医療のもつリスクの損害を、一方的に医療側に押し付けようとしているのね。。。第二次試案の冒頭で、「患者・家族と医療従事者が協力して行う病との闘い」というのは、寄席の冗談、宴会の乾杯の挨拶程度の重みしかないと言うおつもりかしらん。
病いとその結末は、医療従事者が一方的に背負うものではないはずです。こうした、避けられない「予期しない死」までも、「診療関連死」などと得体のしれない造語で飾って、こともあろうに業務上過失致死傷罪よりも、広範であいまいな死亡事例を立件可能にする、まさに医療にとって新しい十字架、
「診療関連致死罪」!
「診療関連傷害罪」!
の布石を敷こうしているようです。なんか少し見えてきた感じ?この怖い話は、きっとこのままでは終わりません。
全国津々浦々に、診療関連死を監視・立件する政府機関を網羅するというのです。誰が、その指揮をし、監督するか、どのように立件するか。。。きな臭いことになってきています。
***火だるまコメシリーズ。くだらなかったが面白い(ポチ→ 1回)、面白くなかったがためになった(ポチ→ 2回)、疲れていたけど笑えた(ポチ→ 3回)を、激しくどうぞ。
ポチポチ ポチポ チチポチ。。。
自称ふろっぐ応援軍「地球外生命 惑星連合艦隊」月組隊長 ♡ゆめみ♡ でした。
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written by 夢見る掃除人 / 2008.01.10 18:18
ゆめみさん>
ユーモアとスパイス入りの超まじめモードの解説ありがとうございます。
生老病死・・・これは日本人のわすれてしまった価値観念かもしれませんね。いつから、、、、うーん。やっぱり第二次世界大戦後、アホな文化を吸い込みすぎてしまった?
あ、そうそう。とんでも報道の中枢にある神戸という日本有数のいかれた町では、インフルエンザで救急車がピーポーピーポーピーポーピーポーピーポーピーポーピーポー、パンクしているそうです。
これまた予期しない医療記事・・・。
これは医療崩壊と言うより医療死亡的状態といえますね。
誰の責任?
診療関連死亡?
これは第3者機関を設立して死因究明委員会を行う必要があります。
刑事事件として罰せられるのは
救急車?
病院?
それとも。。。インフルエンザ患者?
written by Atsullow-s caffee / 2008.01.11 11:15
chibitamaさん>
まったくご指摘のとおりです。
第二次試案に基づく医療安全調査委員会は、年金問題の不始末で整理される社保庁職員で構成されるとか?
こんな人たちが管理することを、医療被害者と名乗る人々は知るべきだと思います。
そして、すべての医療者は年金のように管理されて、いなくなってしまうかもしれません。
コメントありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
written by Atsullow-s caffee / 2008.01.11 11:19