★阿修羅♪ > 医療崩壊1 > 271.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/13933.html
医師の交代勤務に補助金
厚生労働省は2008年4月から、医師の交代勤務や変則勤務を導入する病院に補助金を出す制度を新設する。夜間の当直を終えた後にそのまま連続して日勤する「明けなし当直」などが病院勤務医の過重な負担となっていることから、交代要員となる医師を新たに雇い入れた場合にかかる人件費や労務管理の講習会費用などの一部を補助する。補助金の総額は約4億2,000万円を予定している。
厚労省によると、補助金の対象として予定しているのは94病院で、各都道府県を経由して補助金を交付する。
厚労省は1つの自治体につき2病院程度を予定しており、1病院当たり医師1人の増員を見込んでいるという。
このため、勤務医の負担軽減策としてこの事業で新たに増員される医師は全国で94人と少数にとどまる。
厚労省の担当者は「支援事業による効果は未知数だが、これをきっかけに医師の交代勤務制が全国の病院に広がっていくことを望む」と話す。
医師の交代勤務制は、医師の数に余裕がある病院でなければ導入が難しい。このため、医師不足が深刻化している地域の病院を重点的に支援する必要性も考えられる。
しかし、厚労省の担当者はこれを否定し、「全国的に広く支援していきたいので、申請する病院の数が増えれば1病院当たりの補助金の額は平均的に下がるかもしれない」と話している。
更新:2008/01/10 キャリアブレイン