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http://blog.goo.ne.jp/miraikibou/e/b72c8586c9ee0614f9091d2e44559e05
より引用はじめ
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平成20年
2008年01月01日 / Weblog
今年は保健福祉関係者にとって、忘れられない年になるかもしれない。何といっても大きいのが平成20年度から始まる「特定健診・保健指導」である。この制度の詳細について、特定健診の受託予定の医療機関に周知が図られているであろうが、日本医師会から「特定健診・特定保健指導の課題と指摘、要望」(http://dl.med.or.jp/dl-med/chiiki/kenshin/kadai.pdf)が出されているように、現場の課題は小さくない。12月24日の「都道府県医師会特定健診・特定保健指導連絡協議会」(http://www.med.or.jp/chiiki/kenshin/191224/index.html)においても様々な質問・要望(http://dl.med.or.jp/dl-med/chiiki/kenshin/191224/12.pdf)があがっているところである。そして、特定健診・保健指導を受ける住民への周知がどうか、懸念されるかもしれない。一応、「特定健診・特定保健指導に関する広報」(http://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/info03h.html)はされているものの、制度(http://ww2.ctt.ne.jp/~hopo/tokutei.html)の理解はまだまだであろう。特に、被用者保険被扶養者は、これまで市町村の健診を受けていたが、来年度からは、各医療保険者からの特定健診案内に変わり、別に市町村からは、がん検診、生活機能評価、肝炎ウイルス検診、骨粗鬆症検診、歯周疾患検診の案内がある。政管健保では「被扶養者への受診勧奨、受診申込及び受診券の送付は事業所を通じて行う」とされている(http://www.sia.go.jp/mhlw/shingi/2007/09/s0910shiryo3.pdf)が、混乱が生じないようにしなければならない。希望的観測は少々怪しいかもしれないように感じる。さて、平成20年度からといえば、「後期高齢者医療制度」も大きな変更である。「75歳以上の被用者保険の被扶養者の保険料負担について、平成20年4月から9月までの6ヶ月間凍結し、10月から平成21年3月までの6ヶ月間9割軽減」とされたが、住民には、保険料(http://shahokyo.jp/modules/photo2/photo.php?lid=57&cid=11)だけでなく、この制度自体(http://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/pdf/info02d_72.pdf)の周知が徹底される必要があるように感じるところである。「後期高齢者医療制度見直しを 351議会が意見書」(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-01-01/2008010101_02_0.html)の報道も気にならないではない。そして、平成20年度といえば、「第四期介護保険事業計画(平成21〜23年度)」も目を離せないかもしれない。この中で、療養病床の転換(http://www.pref.mie.jp/chojus/gyousei/H18kaisei/SVOL14/SVOL14-7.pdf)がどのように反映されるか、注目されるところかもしれない。医療に関しても、診療報酬改定(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/11/s1129-8.html)はもちろんのこと、医療機能情報提供制度(http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/191113-d00.pdf)による一定の情報(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/10/dl/s1031-6a.pdf)の公開や公立病院改革プラン(http://www.soumu.go.jp/c-zaisei/hospital/pdf/191225_gaiyou.pdf)など、平成20年度には大きな動きが予想される。果たして一年後どうなっているであろうか。しかし、政治、経済、災害、国際情勢など、予期せぬ様々な動きが影響してくるかもしれない、と感じないではないところである。確かに、これまでも「何もない一年間」ということはなかった。
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引用終わり