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薬害肝炎訴訟、大阪高裁が第2次和解案提示の意向
12月21日23時22分配信 読売新聞
薬害C型肝炎集団訴訟の和解協議で、大阪高裁(横田勝年裁判長)は21日、和解骨子案の国側修正案の受け入れを拒否する考えを伝えた原告側弁護団に対し、第2次和解骨子案を提示する意向を明らかにし、国側にも伝えた。
年内にも示したいとしている。決裂の可能性が出ていた和解協議は当面継続され、新たな枠組みが模索される見通しになった。
原告側弁護団によると、同日、同高裁を弁護団が訪れ、「国の修正案を前提にするなら和解協議には応じない」と、協議打ち切りを通告した。これに対し、横田裁判長は、「双方の修正案を検討して第2次骨子案を出すつもりだ」と述べ、原告側の主張をさらに詳しく説明した修正案をできるだけ早く再提出するよう促した。原告側は週明けに再提出する予定という。
最終更新:12月21日23時22分