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(回答先: Re: いい話、ありがとさん 投稿者 藪素人 日時 2007 年 12 月 29 日 21:41:23)
レス、ありがとうさん。
切符の自動販売機については、確かに利用する人々にとっては大変便利で「優れもの」ではありますが、アメリカの交通局はわざとあのようなあのようなややこしい、不便な機械を使って、嫌がらせ(?)をやっているのではないかと思います(爆笑・・・技術力の点からして、決して日本ような機械を作れないはずはないと思いますよ)。
交通局にすれば、「安くて便利な乗り物なんだから、きっちりとしたチケット代ぐらい用意するのは利用者の自己責任。それぐらいはやるのが当たり前」ということでしょうか(大雑把で合理的、ドライにして決して損はしないように奥深くではちゃんと計算ずくだから。その証拠にスーパーマーケットなどではちゃんとお釣りの小銭は機械から出てきて、客がそれを取り、紙幣だけは店員が手渡ししてくれるから・・・笑)。
地下鉄(Bartと呼ぶ)の切符というのは、日本のテレフォン・カードのようなもので、裏に磁気バーがついており、入れた金額がそこに記憶されるというもの。1回それを買ったら、何度でもお金を入れさえすれば、それが使えるわけです。だから日本のように切符を1回、1回買わなくても言い訳で、紙代の節約になり大変合理的なわけですが、最初はほとんど皆、まごついて、紙幣を入れかけたり、引っ込めたりして、まごまごするわけです。
私も地下鉄とかバスにはほとんど乗らないので、この時は他の白人のおじさんに教えてもらい、その人も他の人に教えてもらったといっていました。「ものすごく扱いづらい機械だ」といいながら・・・。
そして地下鉄やバスに乗っても、ほとんど場内アナウンスがないし(壁のところにほんの小さく1回だけ、表示するのもしたくないとばかりにさっと次の停車駅の文字は出てくる時もあるが)、あっても小さい音で無愛想に1回だけ、到着しそうになってから「次はXX]という音だけが流れてくるし、駅に着いてもそこの駅名しか名前がないので、次はどこなのか分からないわけです。よほど気をつけて、駅に着きかけた時に駅名を見て、さっと降りなければならない(笑)。
だから駅でもどこでも公共の場所はしーんとしたもの。公共の場で大声を張り上げてはみっともないといわれているので、そういう人もいないですが、日本のようにうるさいアナウンスも全くなくて、静かでいいといえばいいです。しかし、なれていない人は地図を片時も手放せないでしょうね(笑)。
地下鉄の中は日本の新幹線のようなつくりで、いすも大きく実にゆったりとして乗り心地が良い。乗客もまばら。市内のバスも前方はシニアの人たちやハンディキャップの人達用なので、それ以外の人たちは絶対に座らない。これは日本人は真似すべき点だと思います。1ドル50セントで4時間までなら何度乗り換えようが構わない。特に今はガソリン代が高くなっているので、今までは公共交通機関など使わなかった人達が節約の為にこれらの乗り物を利用するようになってきたので、便利になりました。
日本の駅や電車ははっきりいって親切といえば親切ですが、時にはうるさいぐらいに過剰にアナウンスしすぎます。幼稚園の生徒に言うような注意事項を何回もアナウンスするのにはほとほと呆れます。世話の焼きすぎ、子ども扱いのしすぎです。