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一人歩きの様相を呈し始めた陰謀論という言葉ですが、わたしは陰謀があるかないかという結論を出す事ではなく、差し迫った危機というものを感じるが故にこの人類の道程を見直し、なぜこうなってしまったかを追求しこれからの未来をどう切り開いてゆくのかこそが問題であるのだと考えております。
それは、限りなく続いている戦争や争いという悲劇、貧困と格差という悲劇、そして、それを追い討ちをかけるようにに温暖化、天変地異、原因不明の病気の蔓延等と行った災厄が現実のものとなっているという危機感から生まれたものです。
これらの事象の裏には、人間の文明と生活様式が密接に関わっており、緩やかな変化とマスコミの意図的な情報操作により、多くの真実について人々が考えないように、または目をそらすように誘導されていると感じます。
また、このような現実を導いたのは人間の生み出した思想、文化というものが源にあるのではないかとわたしは思っております。
これらの事柄は、決して陰謀という言葉の範疇に収まるものではなく、むしろ今まで信じてきた常識、通念を見直すことにあり、私たちに求められるべき役割とは新たな思想を生み出す事なのではないかと考えております。
先日ワヤクチャさんが、歴史板の増設を要請してくださいましたが我々が普段信じている多くの常識に異を唱え、考え直すきっかけを作るということは大きな価値のある事だと思っております。それは、現代の社会システムへの妄信、盲従からの解脱への道につながるものと思います。
戦後から現在に至るわずかな年月で、社会の様相の変化、地上の自然の破壊はもの凄い勢いで進みました。
これは、わずか数十年の人生しか経験していないわたしの目にも明らかです。
かつては、道ばたにものを捨てる事を躊躇う人は少なかったのですが、今は、ものが氾濫しすぎてそのような行為は最も忌み嫌う事に思われておりますが、相も変わらず自然破壊、環境破壊は止まらず、資本主義が求めるままに開発、開拓が行われております。
これらの原因の源に、各企業があり、資本があり、経済があり、思想があります。
人間の行動のもとに、心があるとしたら、その心を容易に操ろうとする力がないともかぎりません。
それが、宗教であり、結社であり、団体であるのかもしれません。
陰謀というものにのめり込むのではなく、何がこの世の中を動かす動機となっているのかを追求する事は、未来の人間にとって決して無駄な事ではないものと思っております。興味本位からの関心からではなく、未来への架け橋となる事を願って皆様のご意見を価値あるものと思って読ませていただいております。
失礼いたしました。