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相当前の事になるが「阿寒に果つ」と言う映画を見た。
昨日の「みのもんた氏」の番組で「僻地医療」の崩壊の問題を考えていて、それを思い出した。
「阿寒に果つ」において主人公の恋人の一人である「僻地の医師」が逮捕される場面を思い出したのだ。
実はKが「阿寒に果つ」を見たのは「五十嵐淳さんのファン」だったからなので、あまりストーリーは記憶していないのであるが、Kは「無資格で医療行為をしていて逮捕された」のだと思った。
ブラックジャックというマンガがあるが「彼は無資格の医師」である。
無資格ではあるが「ブラックジャックは腕の良い名医でもある。」
資格・資格と規則が決めている。
その資格を持っていないものは「医療行為は行えない」のであるが、僻地で「医療行為を行う人材を国は用意できない」ようになってきている。
「阿寒に果つ」に登場した僻地診療所の医師は「国によって逮捕された」
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD20034/story.html
を見てみると「Kが思った。無資格診療ではなく、別の違法行為があったので、僻地に逃れようとした。」のかもしれないが、深い雪の中で「逮捕される医師」のみが印象に残っている。
国は逮捕した後の「医師を用意した上で逮捕した」のだろうか?
仮に、そうでないのなら、非常に無責任と言えるだろう。
「無資格医療行為」を行っていたのだとして「腕さえ確かなら、下手な免許を持っている医師より確実に、その地域に役立っている。」
所詮は「映画の中の作り事(阿寒に果つ自体は元となっている事件はある)」と言ってしまえばそれまでだが、1975年頃より、僻地医療には「問題点が気づかれていた」のだろう。
それから、30年以上が経過しているのに「行政は何も手を打ってこなかった。」
逆に、儲からない(税金の負担が大きい)との理由で「民間」に移行しようとしているくらいのものである。
「僻地に暮らす人たちの自治を守るための努力」(村全体で村の人材から医師を生み出し、援助する代わりに将来は村の医師になってもらうというような工夫)も大切だろうと思うが、国が何も手を打たなくても良いと言う事はない。