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あなたはどれだけ若者や子どものことを理解できていますか。
また、ちゃんと理解しようとしていますか。
世代間を超えた会話が行われる場も少ない以上
なかなか難しいであろう。
マスコミは若者や子どもに対する、
異常に偏ったイメージを植え付けている。
青少年ネガティブキャンペーンを続け
教育基本法を変えるための策略に使ったり
あいかわらず、なめているとしか思えない報道ばかりある。
その他世代の不安や憎悪の捌け口として利用されるのはたまったものではない。
ただの消費者としか扱われないのだから
将来はどうなってもいいのだよね。
特に酷いのは「いじめ」の問題である。
一刻も早く解決しないといけないのに
いつまでも状況は改善されず
今現在、困っている者に対し救いの手が届いていない。
「いじめ」は昔からあったにもかかわらず
今時の子どものほうが悪質になっただのウソばかり垂れ流す。
昔は単にマスコミが興味を持たなかっただけである。
もちろん「いじめ」は子どもだけの問題ではない。
年代や国に関わらず発生するものである。
大人社会にもあるし
あの北欧でも「いじめ」は普通に行われるし
「いじめ」が原因で自殺している者もいる。
(イギリスは毎年6〜7)
ただし、子どもが通う学校は大人社会に比べ
他者と接する距離や時間に大きな隔たりがある。
学校は子どもにとっては逃げ場がない監獄のようなもので
一度はまったら、なかなか抜け出すことができない。
そうできないと思い込まされているというのもあるが
ターゲットにされたら、ほとんど終わり。
辛い思いをし続け、転落する運命が待っている。
こういった危険と隣り合わせの生活を日々送らないといけないし
大人とは比べ物にもならないストレスを抱えているのが
理解できるのではないだろうか。
「いじめ」はなくなることのない課題であって
もっと積極的に取り組まなければならない。
それなのに感情的な議論に終始し
全くといっていいほど進歩がみられないのは問題である。
労働問題に関しても
取り上げられるのは就職氷河期が多く
それ以降の世代の問題は全くといっていいほど取り上げられない。
就職氷河期世代に比べ就職のチャンスも多くなったのだから
甘いといわれるかもしれないが
いつの時代にも路線から外れてしまう場合があり
どうしたらいいかわからず困っている者も居るのである。
病気やいじめが原因でそうなったかもしれないのに
簡単に切り捨てるのは残酷ではないか。
むしろ取り上げてもらえる分、就職氷河期のほうがましかもしれない。
どんな者に対しても理由を考え
具体的に支援していかないなら
禍根を残し将来の不安要因につながるのである。
都合の悪いものを見て見ぬ振りをしたり
見捨てる社会では生きにくさが増し安心がもてない。
「開かれた地域共同体」への道も遠ざかるであろう。
マスコミは面白半分に取り上げたり
情報操作に利用したりするのではなく
もっとしっかりやってくださいね。
皆さんも、若者や子どもと話す機会を
もっともつようにしましょうね。
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