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本日、太田光総理のマニフェストは
「一円でもちょろまかした議員は即刻クビ」というものでした。
まあ、お笑い系の番組であり、「気持ちとしては分からなくもない」
で、太田総理によれば「一円でもちょろまかした事が発覚した議員は国会が横道にそれないように即刻クビ」という意味であるらしいが、こうなると「気持ちとしても良く分からなくなる」
早い話が「ちょろまかすなら、ばれないように覚悟をしてちょろまかせよ」と言う意見だというのだ。
まあ、それは良い。「ばれない犯罪は犯罪ではない」という考え方はあり、「犯罪はばれた時に犯罪と認定される」のは、正否はともかくとして事実である。
問題は、太田総理は「ミスしたら、それは犯罪と同等」と繰り返して説明し、その上で、日本の有識者と思われる人たちが「結果的に11対7で法案を可決した」という結果である。
「ミス=犯罪」と言う事になり、ミスが発覚したら議員辞職が支持されるなら
例えば「太田光総理が失言をしたらタレントをクビになって当然」も当然の帰結である。
小説家が「誤字を書いたら断筆で十分」となり
「タクシー等の運転手が、40キロ制限を41キロで走行(したのが発覚)したら、クビ」になり
「学校の教師の教え子が不良になったのが発覚したらクビ」で良いという事である。
悪意のある犯罪が立証されたのなら「1円でもクビ」というのと「ミス」したらクビは本質的に全く違う。
しかし、太田総理は「ミスでも何でも発覚したらクビ」と断定した。
その上で、11人の人は賛成したのである。
少なくともこの11人は「法案を自らに当てはめて考察する」という事をしなかったのだろう。
自分が「自分の生業とする分野で、絶対にミスなどしない」と思っているのだろうか?
太田光総理が「今後、もし、私が失言をしたらタレントを辞めます」との約束と引き替えに「1円でも会計が合わないミスが起こったら、議員は辞職」というのなら、それは、説得力を持つだろうが、これは「人間のミスを認めない」という阿呆の意見である。
「日本人って、本当にバカだなぁ〜」と思う以外の考えが浮かばない。
これ、誤字脱字の帝王のKには「間違っても、賛成できないマニフェスト」としか思えない。