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(回答先: そうですね。本当は、真剣に考えなくちゃいけない課題なんですよね〜。 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2007 年 10 月 14 日 17:01:43)
皆さん、こんばんは。
おそらくこの掲示板に集うような人なら、
赤木智弘の『「丸山真男」をひっぱたきたい − 31歳フリーター。希望は戦争。』
はお読みになったことと思います。
私も『論座』に掲載当時、衝撃を受けながら、興味深く読んだことを思い出します。
赤木は最後の一節をこう締めくくります。
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しかし、それでも社会が平和の名の下に、私に対して弱者であることを強制し
つづけ、私のささやかな幸せへの願望を嘲笑いつづけるのだとしたら、そのとき
私は、「国民全員が苦しみ続ける平等」を望み、それを選択することに躊躇しな
いだろう。
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貧困層に属する彼は、戦争という“「国民全員が苦しみ続ける平等」”に希望をつなぐと言うのだ。
しかし、森永卓郎氏の下記の言説
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森永 でもね、そうやって戦争する方向へ安易に行くと、ほとんどの戦争に共通していることだと思うんですけど、被害を受けるのは、特権階級じゃないんですよ。女性と子供と貧乏人なんです。弱い者が全部犠牲になっちゃう。だから、そう流れないように、なんとか押さえなくてはいけないんですけれども。・・・・・
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を待つまでもなく、
戦争では“国民全員が苦しみ続ける”わけではなく、“特権階級”は安全地帯で高見の見物なのだ。
戦争で“苦しみ続ける”のは、やはり貧困層を含む社会的弱者なのだ。
平和時は平和時で虐げられ、戦争になったらなったで虐げられる貧困層。
私は、酷なことを言うことになるのかもしれないが、
赤木氏に「それでも戦争にはNOと言う」冷静さと勇気を期待したい。
しかし、そう言った以上、社会的貧困を解決する道を指し示し実行に移すのが、
社会的弱者以外の国民の責務であろう。
赤木氏からボールは投げられた。我々はそれをどう受け止め、どう投げ返すのか。