★阿修羅♪ > 雑談専用26 > 571.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
2005年度末の県内の高校卒業生の約5%に当たる約700人がニート(若年無業者)、または無業状態と短期アルバイトを繰り返している状態にあると試算した県の調査結果が4日、盛岡市内で開かれた県ニート対策等検討会議で報告された。
同調査は県の委託事業として、県内の高校を対象に05年度卒業生の進路状況に関するアンケートを実施。県内の91の本校・分校・定時制が回答し、岩手大の横井修一教授らが分析した。
「無業・進路未定」は1・9%。横井教授はこれに「一時的就業」0・9%と「家事・家業従事者」1・6%を加え、正規就労せずフリーターとニートを繰り返す層として「浮動層」という概念を提示。最終的にニートと「ニート予備軍」の合計ともいえる「浮動層」は卒業生約1万4000人のうち5%程度となると推計した。
東京聖栄大の長須正明講師は、高校の教員とニートら44人への聞き取り調査を実施。教員からは「学校不適応な人がなりやすい」「県内に十分な求人がない」との指摘があった。
一方、個人調査からは▽学校時代にいじめを受けた人がほとんど▽無業状態に家族が特に何も言わないケースが多い▽無業が長いと「働けない」という固定意識を持つ―などの実態が浮き彫りになったと報告した。
県はこれらの調査結果を受けて、対策を検討する。20日午後1時から長須講師が盛岡市のふれあいランド岩手でニート対策講演会を行い、調査結果も説明する。入場無料でテキスト代600円が必要。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20071005_15