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如往さん、どうもです。
わたしが、正規雇用化を阻害している要因として、「外国人労働者」と「裏切り者安定労働者」を
挙げる理由を書きます。
まず、事業を遂行していく上で、必ず、最低限充足させなければならない人数といったものが
あるはずです。仮に、新規に100人が必要だとして、当然、募集をかけることになるわけですが、
その時に、どういった労働条件で雇うのか?
もし、パートや派遣などの非正規雇用形態で求人をかけて、それで集まってしまえば、雇う側とすれば
それが一番、雇用調整もしやすく、コストも抑えられるので、そうするでしょう。
今、現在の状態は、まさに、このような事態で、それが、ずっと続いております。
さて、状況が変わって、非正規雇用の条件では、なかなか人手が確保できないようなことになったら
雇用者側は、どうするでしょうか?
もちろん、ワヤクチャさんのように、コスト高になるなら、事業自体をあきらめるという人も
居るには居るでしょうが、どうしても、その事業がやりたいなら、募集条件を上げて、
求人するしかなくなるわけです。
わたしは、このような状況を作ることが、問題解決の近道だと考えているのです。
外国人労働者が、わんさか居る状態では、いつまで経っても
非正規雇用の条件で、100人集まってしまう状況が、延々と続いてしまうでしょう。
あと、「裏切り者安定労働者」は、自分以外の者の低賃金労働は、自らの”利益”になる面もあるので
真剣に是正しようという気がないばかりか、むしろ、積極的に推進する側に回っているからです。
ひとつの事業に対して、労働分配に回せる金額は、自ずと決まってくるわけですから、
自分より下の人間は、なるべく安く、こき使った方が、利益が出るわけです。
もう、これ、ほとんど、資本家と同じ発想ですね。
資本家の親分から言われて、渋々、やっていることだとは、頭では理解できても、
実際のところ、わたしよりは、数段、安定した身分で高給を得ていることは確かなのですから、
どうしても、正規雇用化への抵抗勢力だと見做さざるを得ません。
ただ、最近は、さすがに、良心の呵責に耐えかねたのか(?)
非正規雇用の待遇改善のために、声を上げる労働組合も増えてきておりますが、
ストライキ覚悟の背水の陣といったレベルのものは、まだまだ少ないようです。