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(回答先: 我々の正規雇用化を阻害している要因は何なのか? 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2007 年 10 月 08 日 14:02:23)
最大多数の最大幸福さん、こんにちは。
今のところ私自身は「我々の正規雇用化を阻害している要因は何なのか?」にたいする解答を見出し得ませんが、引き続き問題の解決に取り組んでゆきたいと思う所存であります。
>このことに凝縮されているように、我々の正規雇用化を阻害している大きな要因として、 「(日本基準では)低賃金で働く外国人労働者」と「裏切り者既得権安定労働者」の存在があることは、間違いないのです。
最大多数の最大幸福さんの主張が発するところ(論拠)は主に上記の部分に関連していると考えていますが、当初より疑問に感じていたことは表題にも示しましたように「外国人労働者」と「既得権安定労働者」の存在が邦人の正規雇用化を如何に阻害しているのか、その実態を具体的に説明されていないことです。
当方も在日外資系企業の人事部[Personnel division]に勤務していた頃の記憶を辿りながら、ネットや労働白書等の関係資料にあたってみたのですが、遺憾ながら因果関係を見出すことができませんでした。そこで、できますれば最大多数の最大幸福さんの論理を構成している典拠元を提示していただければ有り難く存じます。それを以って吟味し直してみたいと思っています。
>相変わらず、具体案がありませんね。如往さんの答えが出るのを待っていたら、我々は、待ち切れずに死んでしまいそうです。
正規雇用の拡大化の問題に関して自立的な解決を図ろうとする場合、その方策を考えるときの鍵は自分が経営者になったつもりで社員の正規雇用化のためにはどんな経営形態が相応しいかを多角的に研究し検証していくことにあると思っています。しかしながら、私が認めている試案は組織化論(Driving forceの構築論)が未完成ですので、現状は具体案として提示可能な要件を十分満たしているとは考えておりません。おそらく、日さんが実体化しようとされている構想と近いものではないかと想っているのですが、なかなか組織化論の擦り合わせの運びに到らないのは単に私の怠惰故であります。
蛇足ではありますが、新卒採用から中途採用に重点を移していくことによって、正規雇用に関する機会不平等の状態の時間的解消を図っていくことには原則的に賛成です。ただし、その場合、採用側が受け入れ体制の十全化を図ることは固より、求職者側にもそれ相応の自己啓発及びスキル・アップが要求されることになるのは必定ですので、双方ともにそれなりのコストが掛ることは覚悟しなければならないと思います。しかし、同時にこうした潮流を創ってくためにどのように行政に働きかけ、さらには民間企業を動かすべきか、衆知を集めて対策を立てていくことも必要であると考えます。
また、会いましょう。