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(回答先: マスコミ記事を批判的に読めるかどうかが問われている事では? 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 10 月 06 日 19:40:20)
『きまぐれな日々』というブログに次のことが書いてありました。
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きまぐれな日々── ブログに必要だと思うこと
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-466.html(略)
まず、マスコミなど不要、情報はインターネットで十分という意見に対しては、テレビは必要ないが、文字媒体は必要不可欠だというのが私の意見だ。一次情報を持たないブロガーが、盲点になっている情報をハイライトすることで、新たな視点を提供することができれば、その記事は注目されてアクセス数が増え、読者に影響を与えることができる。その際、そのアクセス数が数百件や数千件だからといって、無力感を感じる必要は全然ない。同じようなことをやる人が10人、100人といれば影響力は高まる。むしろ、ブログで記事を書いたくらいで、1人でマスメディアに対抗する影響力を持つことができると考える方が傲慢だ。また、マスメディアやネットで流れる情報(特にメジャーなサイトに載っている情報)をただ右から左に流すだけでは何の意味もない。読者をあれっと思わせるものが必要だ。新聞には、そのような情報が結構含まれている。時々経験するのは、昼休みに食事をとりながら新聞を読んでいて、意外な記事に遭遇することだ。それをあとからネットで確認しようとしても、新聞社のサイトの目立たないところに置かれていたり、ネット版では新聞本紙に載っていた表現が削られていたりする。新聞本紙でも、大阪本社や名古屋本社発行の紙面には出ていても、東京本社版には掲載されていないこともある。そして、それをブログで紹介すると、アクセスが殺到する。そのような経験が何度かあった。はなはだしい場合には、読売新聞がトンデモな社説を掲載していたのを批判的に紹介しただけで、ブログへのアクセス数がはね上がったことさえある。そうではなくて、現在のマスメディアが政府寄りに偏向しているために、せっかく新聞記者が良い仕事をしていても、良い記事が政府の政策のプロパガンダ記事に隠れてしまうこともあり、そういう記事を紹介した時にもブログへのアクセス数が増えた。
(略)
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自分のブログでの体験から述べられているもので、秀でた一つの「一次情報」です。
阿修羅の新聞などの記事の投稿は、この『きまぐれな日々』が言っているような記事も多いということは僕も承知しています。ですので、僕は阿修羅での新聞記事のコピペがいけないと言っているのではもとよりありません。
当然のことですが、それらの新聞記事も「マスコミ」なのでは?ということなのです。
余談ですが、マスコミの“「一次情報」の壁”をいかに超えられるか、また、新聞・テレビの“アジェンダ設定独占機能”(世の中の問題提起の議題設定機能)をいかに市民の側にも持たせ分散させるか、インターネットにおいてそれは遅い速度で、また微かに進みつつあると感じられます。でもエポックメイキングなことがない限り、まだまだその道のりは遠いとも思えます。
ともあれ最近、新聞社のサイトを訪れることがめっきり減りました。