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(回答先: 消費者主導型の経済システム 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 9 月 16 日 18:53:10)
>ワヤクチャさん どうもです。
昨日は投稿回数制限に引っかかりレスを入れられなくなりました。
思ったより、Kの投稿回数は少なかったようです。(6回くらい)
今まで気にしませんでしたが、若干は気にしなければいけないようです。
でも、投稿回数を増やそうという気もありません。(過去2年くらい不自由していないので)
>【消費者主導型の経済システム】
とのことですが、この意見は一歩回答に近づいたという意味において大変に良い意見だと思っています。
ただし、このような「気づき」は逆の意味で「視野狭窄を引き起こす」という部分もありますので注意も必要です。
多分ですが「完全な消費者主導型の経済システム」というのは無理なのだろうと思っています。
「望んでも子をなすことは出来ない」という事もあるのです。
「供給」における生産は必ずしも「需要」を満たせるわけではありません。
「ないものねだりの子守歌」ではないですが、天候不順、人材不足、技術力不足などで「作れない物は作れない」のですから、どうしても「供給側に優先権が発生します。」
「前にあったこの機種ありませんか?」
「もう生産していませんし、在庫もありません」
よくある光景ですが、消費者側は「ある物の中から選択する」のが一般的ですから、消費者主導には限界があります。
ただし、消費者も団体レベルになれば需要で供給のコントロールもある程度は可能になります。
でも、そのためには「先立つもの」も必要です。
労働者賃金に「生活必需品以外の物を買う余裕」がないと「消費者主導は成り立ちません。」なぜなら、収入の使い道がすでに決定しているからです。精々が「パン」を「おにぎり」にするくらいの「変更」しかできなければ「消費者主導」にはなり得ませんね。
労働者が「自主的に労働を創造する」と言う部分で「労働力のコントロール」という物を労働者サイドで主導権を握るというのが「どこまで可能か?」が問題なのですが、最終的にはバランス問題であり、どちらか一方が一方的にコントロールするのでは歪みが生まれるのでしょう。現状の歪みは「資本家階級(=使用者)側に絶対的なコントロール権があった」ために生じた歪みがあるのでしょう。
これを「労働者側が一方的にコントロール権を持つ」としたら、これはこれで問題が生ずるでしょう。人間というのは「ワガママで自己中心的」な部分もあるからです。
【生協を利用し生協での雇用を増やす事が完全雇用実現の最短の方法】
というのは、特化しすぎだろうと思いますが、Kは生協も「労働者の地位向上運動」に組み入れる(逆の見方では、参加する)べきと考えています。
生協組織が企業内に進出し、企業内に売店などの拠点を有し、拡大していく事は「労働需要を拡大させる」と言うことになります。
労働力の需要と供給をコントロールすることが購買力(賃金収入)の調整につながり、そこをコントロールできれば生産も調節(ここは完全調整は難しい)が出来るようになり、それによって「必要労働力」もコントロールできます。
電力会社では「夏場の最大需要に合わせて供給力を整備しますが、最大の問題点は電力の急激な調節は技術的に困難」という部分です。
風力、水力などの発電は「風まかせ、雨まかせ(ダムに貯水量が無ければどうにもならない)」であり、火力は地球温暖化問題、原子力は「反対運動」を抱えています。
で、節電の協力もしてくれない。
このあたりの対策としては「揚水発電」という発電方法が有効なのだが、ほとんどの人が知らない上に「作ると提案すると闇雲に反対する」
いずれにしても「コントロール」というのが一つの鍵になるのでしょう。