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さっき思い付いたのだが、日本の労働者は敗北主義が骨身に染み付いている。
だから、庶民の暮らしが良くならないのだ。
「嫌なら、辞めたら?君の代わりはいくらでもいるよ。」
こんな言葉を聞いたら
「はい、では辞めさせていただきます。退職金と未払い給与は通帳に振り込んでおいてください。なお、今の言葉はしかるべき所に届け出させていただきますので、記憶しておいて下さい。」と言って、その場で職を辞すようでないと「労働者は、いつまでもなめられ続ける」のだろうと思う。
以前、ストライキは盛んに行われた。
今現在は「利用者の迷惑が企業のイメージを悪くする」という理屈でカゲを潜めたが、本来、庶民・労働者は「頑張れよ!!」と応援のエールを送るべきである。
それが「お前たちの給与を上げるために、なぜ、俺が迷惑を被るのだよ?ストライキするなよ。」が、多数の反応なのだろう。
労働者階級が分断され、協力し合わないことが「労働者に敗北主義を生んでいる」
コンビニなどの店長も労働者であり、公務員も労働者である。サラリーマンが一致協力し合えば「多数派は労働者サイドにある」のに「敗北主義が蔓延している。」
企業の効率化計画などを無条件に受け入れ、それどころか協力まで約束してくるような「敗北主義の労働組合すらある。」
企業存続のために協力するにしても「条件闘争」「雇用の確保」などを行い。最悪の場合でも「リストラ対象者の再就職支援の約束」などを訴え、受け入れられなければ「全員で退職くらいの気構えで望めば」情勢は変わるかもしれないのに「無条件で受け入れてくる」
労働者と資本階級の交渉は「ブラフの駆け引き」である。
企業が潰れたら「労働者は路頭に迷う」が「労働者がいなければ、企業は成立しない」のも一方の真実である。
でも、一方的に「ブラフに屈してくる」
敗北主義が遺伝子レベルで染み付いている。
「嫌になったら、いつでも、どこでも一方的に即日辞められる」という法整備
「さほど給与が高くなくても良い、再就職までのつなぎに常に安定的にある仕事」
「再就職のための支援(例とすると、労働難民の雇用が多い企業への補助金制度)」
「非常勤労働者が一定の条件を満たした場合の正職員化義務の強化」
「労働基準法違反行為への経営者ペナルティ(現場管理者ではなく、経営者の責任追及体制)強化」
「体験、仮就職枠(企業に体験就職者を義務づける)の設立」
それらの政策を提起してくれる「労働者の味方の政治勢力が必要」なのである。
「辞めさせられたら、明日からの生活が困る」という敗北主義から脱出できないと永遠に心理的不利から抜け出せない。
「辞めさせたいのなら、いつでも辞めさせてみろ」との気構えが活路を切り開く。
(ジョン)グッドマンの法則というのがあります。苦情処理に関する物です。
これ、経営陣が労働者に言う時は「苦情を言うお客様を大切にしましょう。」となっています。理屈は「一つの苦情の裏には、同様の数十倍の不満がある。」ので気づきを与えてくれたことは企業利益という理屈
しかし、労働者が経営陣に対して苦情を言うと「そんな苦情を言ってくるのは君くらいだよ。ほかの大多数の人は納得していて不満なんか言ってこない。」
オイオイ、である。
労働者がいかになめられ切っているのか「考えなければ、永遠に労働者の地位向上はない」