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(回答先: ホームレスの人は、なぜホームレスなのでしょう? 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2007 年 9 月 09 日 17:45:13)
最大多数の最大幸福さん、ワヤクチャさん、こんにちは。
少し私の認識とのズレを感じたので投稿させていただきます。.
先般、夕方のニュース番組で、河川敷のホームレスの暮らしを特集しておりました。
彼らの暮らしぶりは、現代社会の勝者達よりもずっとたくましく、活き活きと感じられました。自分のねぐらに対する創意工夫、果ては自給自足の狩猟生活、河川敷を利用した農作物の栽培、、。
特集で報じられた彼と私たちとの差異は殆ど感じられません、ただただ普通の人ですが、たくましい生命力が滲み出ていました。わたしは、不謹慎ながらある種の憧れを彼に感じました。
河川敷での生活は、不法であり自治体による度重なる退去の勧告も報道されておりました。また、彼自身、一般の方々と同じように、住まいを持ち、仕事を持ちたいとの願望があるようでしたが、社会での生活の為には、莫大な出費が必要となり、今の暮らしと比べた時の現実を受け入れられずに躊躇しているようでした。奴隷状態に甘んじて、見かけだけの社会生活を選ぶよりは、ずっと自由で生き生きとした今の生活のほうがむしろ彼には似合っているように感じました。
ホームレスの方々には、各人各人の事情があります。
また、巷で話題のネットカフェ難民の取材でも、家賃やその他生活費、税金、、
一度、道からはずれてしまうと、一般生活に戻る為にとてつもないエネルギーと運、出費がともなうと云う事も報道されておりました。我々は、今、本当に生き難い世に生きているのだと云う自覚が必要かと思います。
もし、都会で何も持たずに、また、縁故もなく暮らさなければならなかったとしたら、どうなるか想像出来ますでしょうか?
月々十万で営める暮らしとは?
まして、住む家がないとなれば、、、。
確かに、自業自得という言葉は当て嵌まるのかもしれません、しかし、“明日は我が身”という格言も肝に銘ずる必要があるのではないでしょうか。
開発、発展、便利、、
都会には不必要なほどに人が集まり、周りには自然もなく空いた土地もなく、ただ社会システムとルールのみの冷たい現実しかないのです。
しかし、一見便利な文化的生活も、エネルギーと水、食料が途絶えれば廃墟と化すでしょう。
この有様は、もはや都会に限らず、日本全国に広がっているように感じます。
野山に行っても、テントも、焚き火も、狩猟も、農耕も、その為の権利がなければ許されないのです。反面、農業は廃れ、多くの農地が荒れ地になって二束三文で売りに出されている現状です。彼らの様なホームレスが、田舎に行ったとしたら、受け入れられるでしょうか?否、、決して無理でしょう。昔程、人はよそ者を受け入れません、都会の方が人々の目がある分、安心は得られるのかもしれません。
もしかしたら、今の社会問題は、窮屈な現代社会の歪みでしかないのではないでしょうか?
彼らの問題を制度や法律で解決出来るものであるのなら、それこそ、自然淘汰の理屈で排除させられてゆく運命が待っているのみなのではないでしょうか?
それとも、過疎化する地方を盛り上げる為に、彼らホームレスが何らかのチャンスを得られる為の道を創造しますか?
日本は小さい国なので、綿密な政策を作らなければならないとは思いますが、、、。
以上、思いつくままですが、、
失礼いたしました。