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昨日、NHKのラジオニュースで知ったのだが
【共産 小選挙区候補絞り込みへ】
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/09/09/d20070908000116.html
【この中で、志位委員長は、次の衆議院選挙について「共産党が前進できるかどうかは比例代表の結果にかかっている。すべての小選挙区で候補者を擁立することを目指す従来の方針のままでは、多額の供託金が没収され、財政が圧迫するなど、党に過重な負担となり、マイナスが大きい」と述べました。そのうえで、志位氏は、小選挙区については、さきの参議院選挙の比例代表で8%以上の得票率を獲得したところに絞って候補者を擁立することや、比例代表に運動の重点を置き、11のすべてのブロックで1人以上の議席の獲得を目指す考えを明らかにしました。また、志位委員長は、ほかの野党との協力関係について「一致できる政策分野で国会内で野党共闘を進める努力を図ることは当然だ」と述べ、安倍政権に攻勢をかけるため民主党などほかの野党との共闘を進める考えを示しました。今回の戦術転換によって、これまで多くの選挙区で自民・民主・共産の各党の候補が戦いを繰り広げてきた構図が変わることになり、選挙への影響が注目されます。】
という事である。
問題は「この期に及んで、理由付けを【供託金】とか言い訳している事」である。
「野党共闘の視点から」という理由付けで「過去の戦術は間違っていた」との反省が足らない。
共産党が生き残るためには「党内の改革が必要」であるが、その最大のものは「戦術」ではなく「謙虚さ」であり「体質」なのだろう。
共産党には「左派の受け皿」としての役割がある。
おそらく、小沢民主党は「今後、右傾化の方向に進む」
民主+自民の大同団結の方向性の中で良識派が「悩む」という場面は来ると思われる。
その時点で疑問を感じながら「民主党の中に埋没するか?」
「良心に従って民主党に異論を唱えるか?」の選択の時は来るのだろう。
その時に「共産党がどこまで変化しているのか?」
それが、日本の将来のひとつの分岐点になるだろう。
「9条ネット」とすら「友好関係を構築できなかった」という体質・考え方の延長線上にあっては「左派の受け皿」にはなれないだろう。
「反戦平和の憲法」を所持している日本の役割を考える時である。
イデオロギー主導ではなく、結果重視で戦略を構築し、多数派形成を模索しなければ未来は暗い。
誰が考えても「社民党と民主党」と「社民党と共産党」は、後者の方が距離は近く、民主党の内部の「旧社会党系の議員」は「自民党」より「共産党の主張」に賛同しそうであるが、そのすべてが「小沢内閣を支えるという結果」が予定調和として実現する可能性がある。
実現後に「こんなはずでは」では手遅れである。
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