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heartさんが、共産党の綱領を紹介してくれているので、意見を書いてみたい。
わたし的に重要だと思っている部分は、
>社会主義的変革の中心は、主要な生産手段の所有・管理・運営を社会の手に移す生産手段の社会化である。
>社会化の対象となるのは生産手段だけで、生活手段については、この社会の発展のあらゆる段階を通じて、
>私有財産が保障される。
一般的庶民でもわかりやすいように意訳すると、「大企業は国有化するが、庶民の持ち家は認める」ということだろうか。
それならそうと、もっと、ハッキリ、有権者に説明することだ。
国民の多くは、共産党政権になったら、長年、苦労して住宅ローンを払ってきたのに、持ち家を接収されたら
たまらないと思っている。
なんだかんだ言っても、日本は、持ち家比率が高いですからね。
この点の誤解を解けば、プチ資産家も、少しは安心して支持してくれるかもしれない。
>生産手段の社会化は、人間による人間の搾取を廃止し、すべての人間の生活を向上させ、社会から貧困をなくすとともに、
>労働時間の抜本的な短縮を可能にし、社会のすべての構成員の人間的発達を保障する土台をつくりだす。
「人間による人間の搾取は廃止し」というのであれば、自分が居住する以外の”2軒目以上物件所有”は
認めないと、ハッキリ言うべきだ。
他人に部屋を貸すだけで、ぬくぬくと生活することは、「人間による人間の搾取」そのものである。
あと、「人間による人間の搾取を廃止」するためには、生産手段の社会化だけでは、不充分である。
「生産手段の社会化=大企業の国有化」だとして、その国有化した大企業が赤字に陥った場合、
当然それは、国債でまかなわれるということだろう。
「金利の廃絶」もしくは、「無利子国債・政府紙幣の発行」まで言わないと、
「貨幣を多く持つ者が貨幣を少ししか持たざる者を、金利によって、搾取する構造」は、何ら、変わらない。
わたしは、共産党が、こういうことを、ハッキリ言わないので、結局、共産党も
国際金融資本のお仲間ではないのか?と、疑っているのです。
本質的には、「自民=民主=共産=社民」なのだ。
今の構図では、どの政党が政権を取っても、金融家が搾取できる環境は持続するということだ。
「真の支配者」の掌で踊っているのは、共産党も同じだと気付くべきだ。
参照書き込み
世界経済支配層(国際金融家)が「社会主義(産業国有化)政策」に向かうわけ
http://www.asyura2.com/0311/senkyo1/msg/769.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 11 月 28 日 16:43:05:Mo7ApAlflbQ6s