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(回答先: 改竄はやめましょうね。 投稿者 考察者K 日時 2007 年 7 月 29 日 21:05:33)
面倒だが、もう少し解説しておきましょう。
まず、これは極論ですが、押さえて置いてほしいのは
仮に500万円の年収の人で、ほとんど残業のない人は、仮に倍近く残業をしている人が倍の年収をもらっていたとしても批判する事は不適当です。(残業の賃金は割り増しになります)
赤字ならば「サービス残業」に甘んじろよ。というのは「労働者サイドから」は絶対に言うべきではありません。
で、赤字路線を値上げするか、廃止するかは「地元の人と行政の問題」であり、バスの運転手などの労働者は「無関係ではありませんが、自ら進んで給与を下げる」のも労働者的には問題でしょう。
仮に「個人の年収」の平均値が高いのなら、運転手の定員を増やして「残業を減らしても高いのか?」も考慮する必要があります。
公営というのは「予算制」が多いですから、定員を増やせば「個人あたりの年収は減る」のが一般的です。(ただし、実情が分からないので断定もできない)
極論すれば、市営バスの運転手を全員「時給制の非常勤職員(時給1000円くらい)」にしてしまえば「平均賃金は大幅に下げられます」
でも、それで良いのか?は別問題です。
赤字バスであっても、利用者が「賃上げにも廃止にも反対」ならば、赤字でも福祉の立場から維持しなければなりません。
それの「シワ寄せ」を労働者が吸収すれば良いと云うことを言い出すと「労働者全体の地位低下に繋がります」
多分ですが、神戸バスは「バブル以降、回りの運転手の賃金が低下している中で、下がらなかった」のだと思っています。
ですから、基準を「不景気」でない事を前提にしたら「不当に高すぎる」とも言えないだろうと推察しています。