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(回答先: 当事者ではなく「システムの構築者(=経営者)」に責任? 否、問題は当事者意識のなさ! 投稿者 memento mori 日時 2007 年 7 月 08 日 21:17:09)
>memento moriさん どうもです。
社会保険庁職員のサボり体質は「日本的な認識」となってしまった感もありますが、45分に15分の休憩は元は「腱鞘炎」を防止するための「健康面からの配慮」と聞いています。
この部分については前に投稿もしています。
【社会保険庁と国費評議会で交わされた「覚書」は再調査が必要である。 考察者K】
http://www.asyura2.com/07/idletalk23/msg/661.html
確かに「今の基準からすると、過保護」に見える面もあるでしょうが、「健康を犠牲にしても働け」というのも暴論でしょう。
まあ、この場合は「労組にも問題があります。」
本来は「堂々と反論し、その上で時代に合わせて是正すべき点は是正する」という道順を辿るべきだったのでしょうが、公務員バッシングに萎縮して「さっさと全面降伏」してしまったので、逆に「罪が確定した」と思い込まれてしまっています。
労働組合と云うのは「組合員の労働条件を守る」のが仕事ですから、この時が「過保護」なのだとしても「責任の多くは管理職の方にあります。」
大切な税金を給与と云う形で支払う事の裁量権は「管理者側」にあり、当時の「他企業とのバランスからの整合性」を見て最終的に判断するのは「管理者側」です。
泣いて駄々をこねる子供を甘やかすのは、親の責任が主なもので「子供」に責任を求めるのはおかしいと云う理屈です。
更に、これをチェックするというのは「国の責任」です。
労働者は与えられた仕事を与えられた条件下で精一杯やるだけでしょう。
現実問題として「並んでいる人が切れない窓口で休み無く働くとミスは起こりますし、腱鞘炎になる可能性もあります。」
「利用者が並んでいるのにも関わらず休憩している」ではなく、「並んでいるからこそ、休憩を制度的に取り入れなければ取れない」と云う面もあります。
窓口が少ないのも「システム上の問題です。」
利用者が多いのなら、もっと、沢山の市や町に窓口を設置するべきでしょう。
そうすれば、データの入力ミスも減り、チェックもできたかもしれません。
労働者の当事者意識を問題があったと云う意見にも一定の理はあるでしょうが、全国的に同様の傾向で「大問題になった」のですから、個人的な責任感で防げるような問題ではなく、10人いて10人が同じ過ちをしたのなら、「システムの方に問題があった」と考えるべきでしょう。
10人いて2〜3人がミスをしたのなら、当事者意識の欠如と云う意見が正当なのかもしれませんが、今回の場合には、そうではないでしょう。
どうも、マスコミ誘導に毒されていると云う気がします。
Kは、今回の年金保険庁も「小さな政府」「新自由主義」への誘導という側面も意図としてあるのだろうと思っています。