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とりあえずは下記を読んでいただきたい。
http://9jo-net.org/topics/news/070428moshiire.pdf
読んでいただければ分かると思うが「9条ネットは新社会党の隠れ応援団ではない」事は一目瞭然ではないかと思う。
仮に9条ネットが「新社会党の隠れ応援団・別働隊」であるなら、もしも、社民党が参加してきたら「新社会党の影響力は大幅に低下する」
かたや、衰退傾向とは言え「国会議員を抱えている著名な政党」、もう一方は「国会議員がいないマイナーな政党」
仮に「社民党が参加した」ならば、様々な部分で新社会党はやり難くなるだろう。
党利党略を考えたならば「これは一般的な政党のすることではない」
小さな国の国王が、自分より優秀で知名度の高い他国の国王を招くようなものである。
蜀の国の劉璋が劉備玄徳を招き入れたようなものである。9条ネットが新社会党の支配下にあるのなら、そんな事は行わないだろう。
つまり、共産党の9条ネットは「新社会党の隠れ蓑」というのは「党利党略的な意味合いの強い、単なる言いがかり」であり、護憲勢力という枠組みに参加することで「唯我独尊的な行動ができなくなる事」を嫌っての言い訳なのだろうと思う。
社民党は「9条ネット」と選挙協力をするよりも「民主党と選挙協力をした方が、多数の議員を当選できる可能性が高い」と判断したのだろう。これは、是非はともかくとして「判断」としてあり得る選択である。
しかし、共産党の場合は「単に党のやり方を変えたくない(執行部の都合)」という一点での判断であり、言い訳としての「無理に創造した理屈」によって拒否したと云う気がする。
現実的視点に立てば「共産党が単独で政権与党になる可能性はない」
おそらくは「長期的に低落傾向」であろう。
しかし、消滅する時まで「信者に寄生して組織を維持し続けようとする」と云う気さえする。
共産党の構成員には本当の意味で良い人が多い。
しかし、執行部は「健全野党に安住して、政権を目指す気も無ければ、共産党というイデオロギー丸出しの党名を変える気もない」と云う気がする。
落選しても、得票が増えれば「自己満足だけの評価」に浸り「我々は間違っていなかった」と悦に入る。
もし、共産党がイデオロギー色を払拭し、党名を変え、平和護憲の「庶民の党」として広く門戸を開いていたならば今日の低迷はなかったのかもしれない。
日本には戦前、戦中、戦後の歴史の中で「義務教育・社会秩序」として「アカへの警戒感」を国民に植え付けてきた。
これは、支配階級(資本階級)の誘導行為であったのかもしれないが、強く国民に根付いてしまっている。
イデオロギーを掲げては「一部の人にしか支持を広げられない」のだろうと思う。
その辺を考慮して「共産党の上層部が変わらなければ、いずれ、護憲勢力は敗北する」と云う気がする。