★阿修羅♪ > 雑談専用23 > 867.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
一応書いておくがKは「9条ネット」を支持すると決めたわけではない。
とりあえず、興味はあるが、様子を見ているという立ち位置である。
Kが分からないのは「共産党の言い分」である。
>【日本国憲法を守るということを強調しながら、そのために必要な憲法擁護のたたかいの輪を広げることではなく、問題を国政選挙の「選挙共闘」に矮小化(わいしょうか)し、「市民運動」にあるまじき策略的な手口をろうしていることなどを批判しました。】
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-05-01/20070501faq12_01_0.html
ここが、分からない。
「憲法改正」は最終的には「国民投票」の項目になるのだから、阻止をするなら「最終決戦の場」は「市民運動」にならざるを得ない。
護憲勢力の結集とは「連帯の輪を広げる」と言う事であり、その中では「国政選挙」レベルでも「選挙共闘」を模索し、同時に「市民の中に護憲の必要性を広めていくしかない」
9条ネットの手法のどこが「矮小化」であり「策略的な手口」なのだろう?
>【新社会党の応援団ではないのかということを率直に指摘しました。】
>【「9条ネット」は、この「市民運動」の流れを受け継ぐものですが、どちらも新社会党の「別働隊」のようなものです。】
と云うのは、9条ネットは「新社会党の下部組織」という印象を与える書き方である。
しかし
>【2月4日の新社会党第18回中央委員会で早々と「『9条ネット』の一翼を担って参院選を闘うことを確認」しています】
とも書いてある。これは、9条ネットと新社会党は別組織であるが、新社会党は9条ネットの主旨に賛成し、全面的に協力する態度を表明したという意味であろう。
>【2月24日に発足総会をもった「9条ネット」についても、それに先立つ2月4日】
という部分は微妙だが、発足前に「全体的な方向性」は決まっていたし、新社会党からの参加者も多かったので、内情は把握していたと云う事だろう。
いずれにしても「一翼を担う」という表現は両組織は基本的には別系統の組織である事を示している。前にあった「日本新党」と「新党さきがけ」のようなものだろう。
両者の関係のニュアンスからすると、いずれ「新社会党」が「9条ネット」に吸収合併される可能性の方が高いという感じである。
つまり、共産党の主張は「ひとつの主張の中で矛盾している」と云う気がする。
>【新社会党の応援団】であり【別働隊】である9条ネットという主張と
>【『9条ネット』の一翼を担う】新社会党という主張は
あきらかに主客が転倒しているのだろう。
市民運動に新社会党が協力しているのと新社会党が市民運動を誘導支配しているのは全く逆の意味である。
それを確信犯で「臆面もなく」主張しているのである。
>【「解同」は、“部落民以外はすべて差別者”という間違った立場から、不法な「確認・糾弾」路線をとり、日本の民主主義にとって決定的な害悪を流してきました。】
これも、なんか、ひどい決め付け的な主張でしょう。
“部落民以外はすべて差別者”などという決め付けをしたら、部落民以外は賛同しないでしょうし、また、参加できないでしょう。(部落民以外を排他しているのですから、参加させてもらえない)
まあ、差別問題は色々と問題点があり、逆の意味の利権問題まで発展している部分もあると言われていますから、一概には言えませんが、共産党の主張は「共産党の主観の強弁」を臆面もなく断定していると云う気がします。
理論武装で頭の良いはずの共産党さんのはずですが、自分の地位を脅かす存在の登場に過敏に反応して「思考停止に陥ってしまった」と云う感じの主張ですねぇ〜