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民主党は夏の参議院選挙で、どうやらレズを公認候補として擁立するらしい。
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民主党困惑!? 比例代表候補に同性愛結婚・尾辻氏 [ZAKZAK]
http://www.asyura2.com/07/senkyo34/msg/873.html
投稿者 white 日時 2007 年 5 月 18 日 16:46:03: QYBiAyr6jr5Ac
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_05/t2007051801.html
政治決戦となる7月の参院選。自民党が元テレビ朝日アナウンサー、丸川珠代氏(36)を東京選挙区で擁立する方向になったほか、各党の候補者も活発に動き始めている。近づく祭りの足音に誘われた人々の、人間模様を追った。
次から次へと“春”が訪れているのは民主党。比例代表で公認候補として出馬する同性愛者の元大阪府議、尾辻かな子氏(32)が17日、ゲイの街として知られる東京・新宿2丁目で記者会見し、事務所スタッフの木村真紀さん(32)と6月に名古屋市内で結婚式を挙げることを発表した。すでに都内で同棲(どうせい)しているという。
民主党は同性結婚の是非を決めていないため、「党や代表が祝電を贈ると、党として同性結婚を認めたことになってしまうのでは」(中堅)との声もあるが、党幹部によると「祝電は個々の議員がそれぞれの立場で贈ることになるのでしょう」とのこと。(後略)
ZAKZAK 2007/05/18
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レズ候補の大阪府議としての実績は知らないが、公約を見れば案の定「同性愛者(LGBT)の権利擁護」以外の主張がほとんど見当たらない。百歩譲れば、今日では個人が同性愛を貫くことは問題ではないのかもしれないが、政治家の、しかも国政選挙に出馬する者の公約が「同性愛者(LGBT)解放」だけであるなら、国会議員としては失格と言わざるを得ない。
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http://www.otsuji-k.com/
民主党、参院選・公認決定!
5月15日、民主党から参議院選挙(全国比例)の公認の連絡がありました。
国政政党が同性愛者であることを公表した人物を公認するのは、日本では初めてのことです。時代の変わり目が来た、と強く感じます。同性愛者であることは、もうマイナスではない。今日は、日本の政治が、多様性を認め、他者への寛容さを示し、共に生きる社会をつくるために、大きな一歩を進めた日です。公認にあたってご尽力頂いた皆さま、応援して頂いた皆さまに、心より感謝いたします。
これは希望のスタートです。私だけのことでも、性的少数者だけのことでもありません。違いを認め合い、その豊かさを活かす社会へ。社会は変わる、変えることができるという希望が生まれたのです。
レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー等の性的少数者のシンボルは、多様性の象徴・虹です。私は国会に希望の議席、虹色の議席をつくりたい。7月22日の投票日に向けて、精一杯頑張ります!
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http://blog.so-net.ne.jp/otsuji/
国政へのチャレンジに向けて(決意表明) [その他]
同性愛者として初めて国政政党から選挙にチャレンジできることを、本当にうれしく思います。このチャンスを与えてくれた民主党に、深く感謝しています。また、私がこのスタートラインに立てるのは、今までの多くのLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)の方々の活動の成果であり、その積み重ねに深く敬意を表します。
私は2003年から大阪府議会議員を務めていました。自治体は一人ひとりの生活の現場に近い場所であり、地域の困りごとの相談を受けたり、若者や女性としての立場から政策提言をしたり、一生懸命に取り組みをしてきました。その中で、私は2005年に、同性愛者であることを日本の議員として初めて公表(カミングアウト)しました。
私がカミングアウトした理由は、共に社会の中で生きている私たちの存在を、もっと可視化する必要があると思ったからです。私自身、自分が同性愛者かもしれないと気付いてから、自分はおかしいのかもしれないという自己否定と、自分のような存在はたったひとりなのかもしれないという孤独感に何年も苦しんできました。今も悩みの中にいる多くの仲間たちに、ひとりじゃないことを伝えたい、そんな思いで、公表と同時に著書を出版しました。
カミングアウトした私の元には、同性愛者等の仲間たちから、様々な相談が寄せられるようになりました。そこでぶつかったのは、日本の法律や社会の壁でした。大切なパートナーと死別しても、財産が相続できない。お葬式にさえ参列できない。病院での治療の説明を受けられない。外国籍の同性パートナーに日本での滞在許可が与えられない…。パートナーが異性であれば、事実婚として一定の権利が認められていますが、パートナーが同性の場合は、日本では何の法的権利もありません。愛した人の性別が違うだけで、なぜこうも対応が違ってしまうのでしょうか?これは公正な社会といえるでしょうか?
たったひとつのモデルからはみ出したら、そこには何の生活の保証もない。実はこうしたことは、同性愛者だけの問題ではありません。今の社会は、一つの価値観を示し、それだけが美しいもの、正しいものであるかのような流れをつくっているように思います。しかし、現実は多様化しています。日本社会には、国籍、民族、性別、年齢、チャレンジドなど、多様な人たちが多様な形で暮らしているにも関わらず、今の社会システムはその現実に対応できていないと思います。
私は、これからの社会は、他者の権利や自由を侵害しない限りは、誰が、いつ、どんな選択肢を選んだとしても不利にならない、そんな社会であるべきだと考えています。それは、多様な価値観を認め合うこと、多様な人々が「共に生きている」という認識のもとに、対話を重ね、助けあう社会だと思います。
今の政治に欠けているのは、他者への寛容さ、そして、あたたかさではないでしょうか。
共に生き、共に笑い、共に助け合う。
そんな新しい未来をつくるための、第一歩にしたいと思います。
■尾辻かな子のスタンス
1、私はレズビアンです
同性愛者であることを隠さず、オープンな立場で仕事をすることにより、性的マイノリティを社会の中で見えるようにします。
2、虹色の社会へ
若者、女性、マイノリティの視点を活かし、女性、子ども、若者、シングル生活者、様々な病気や障がいと共に生きている人たち、外国籍住民、性的少数者、 HIV陽性者、など、多様な人々が共に生きる社会を目指します(虹は性的少数者のシンボルであり、性と生の多様性を表しています)。
3、地方自治を応援します
現場に近い自治体出身議員として、地方分権を応援します。
4、平和で持続可能な社会をめざして
より平和な世界の実現を目指し、また、環境問題、地球温暖化による気候変動への対策等を推進します。
■政策
LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)が社会で共に生きていることを前提とした政策づくりをします。
特に、
●同性パートナーの法的保障に関する法案をつくります。
●法律で差別を規定する時に、性的指向・性自認を加えるよう働きかけます。
●性同一性障害特例法の子なし要件の撤廃と健康保険適用を検討するよう働きかけます。
●HIVについて陽性者支援と感染予防について、当事者コミュニティとより積極的な連携が取れるよう働きかけます。
●LGBT外交をします。各国LGBT議員との交流を通じての外交と、今なお同性愛者が死刑になる9カ国に対してその撤廃を求めていきます。
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これは個人的な直感に過ぎないかもしれないが、旧約聖書・創世記には「産めよ・増やせよ・地に満ちよ」という神の言葉が記されているところから考えると、神の言葉に反する同性愛やジェンダーフリーはパリサイ的な匂いがしてしかたがない。同性愛やジェンダーフリーを声高に叫ぶ連中が「南京大虐殺」や「従軍慰安婦」を声高に叫ぶところを見れば、連中は国際共産主義と同じく、案外パリサイ人の左腕なのかもしれない。
それはともかく民主党が同性愛者など擁立してまずいのは、現時点での改憲反対運動に悪影響を及ぼす可能性が考えられるからである。というのも、同性愛やジェンダーフリーを声高に叫ぶ連中はほぼすべて護憲派と見られるので、今更民主党が同性愛者を擁立したところで(社民党票を食うことはあっても)改憲慎重派全体の押し上げになるとは考えにくい上に、日本の自存自衛を願いつつも、安倍の改憲公約に惹かれてやむなく自民党に投票している良識的保守有権者を、決定的に自民党に追いやることになりかねないからである。
これはれんだいこさんの「安倍政権考」に詳しいが、自公政権の支持基盤は(ノンポリ「B層」を別にすれば)ウォール街の外人が憑依しているとしか思えない親米保守、法華経信者(+宗教ウヨ)、それと改憲を機に自存自衛を目論む良識的保守有権者のトロイカ体制であると考えられる。そこで(選挙結果を見る限りでは)数的劣勢にある反売国政治派が自公売国政権打倒のためとるべき数的優位確保戦略としては、良識的保守有権者を(国民新党のごとく)自公政権から離脱させるか、最低でも中立的立場にとどめておくことが重要となる。
この観点から考えれば、民主党は少なくとも今後数回の国政選挙では、争点を(売国政治反対や格差是正、生活維新など)主要論点数点に絞り、物議を醸す論点は少なくとも先送りするか、あるいは社民党あたりに任せるかして、最大公約数的支持を得るのが賢明な戦略である。レズ候補のような物議を醸す(しかも同性愛者解放など、少なくとも現時点での国政主要論点ではない)候補を擁立すれば、得るものより失うものの方が大きいであろう。小沢一郎の「生活維新」スローガンは、「美しい国」や「痛みを伴うSM構造改革」などより余程まし、と考えていただけに残念である。
▽参考リンク
れんだいこ 人生学院「安倍政権考」
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/abeseikenco/top.htm