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何気にNHKラジオニュースを聞いていたら、下記のニュースを聞いた。
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/05/13/d20070513000033.html
まあ、どこにも「おかしい奴はいる」のでたいした問題でもない。
しかし、一寸許せない事があった。
>【毛沢東主席の肖像画をめぐっては、1989年6月に起きた天安門事件の直前にも男がペンキをかけて逮捕され、懲役20年の判決を受けたことがあります。】
なんと、肖像画にペンキをかけたら懲役20年だそうである。
これが、世界遺産に相当する彫刻を壊したとか、世界に一枚しかない絵画を燃やしたとかなら、仕方がないかもしれない。しかし、単なる肖像画である。
ペンキが落とせないなら、新しい肖像画を飾れば済むだけである。
肖像画には魂が宿っているという思想はあり得るだろう。
その場合には「その国の文化として、厳罰も仕方がない」という考え方もできる。
国によっては「神聖な動物を殺せば厳罰」もあり得るだろう。そのような文化なら、日本から見て異様でも文句を言う筋合いではないだろう。
でも、中国は日本バッシングの時「小泉総理の写真などを焼いていたり」していた。
当然ながら、自国の偉人の肖像画と同様の考え方をするのなら、他国の総理大臣の肖像画・写真などにも敬意を払うべきである。
肖像画に魂が宿るというような考え方なら、少なくとも「中国政府」としては、他国の総理大臣の肖像画・写真などにも一定の配意をし、それを冒涜した時には「自国の偉人の肖像画を冒涜した場合に準じた処罰を行う」という必要性がある気がする。
もっとも、K個人からすれば「小泉総理の写真」などに敬意を払う気はないし、燃やそうが、破り捨てようが、そんなもんは個人の自由である。
ただし、それは個人の持ち物としての写真においてであり、町などにある看板にイタズラ等してはいけない。
そのような意味では「中国のペンキかけは無罪ではない」
しかし、懲役20年は酷すぎるだろう。
Kは基本的に中国とは友好関係を結ぼうという考え方だが、食材の毒物混入とか見ていると、中国は「日本とは価値観が異なる」という部分を感じてしまう。
個人崇拝は間違っている。偉人だろうとなんだろうと死んだら、単なる過去の人だろうと思う。
死んだ人の尊厳より、今生きている人の方を大切にすべきである。