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(回答先: 団塊の世代よ立ち上がれ…今こそが革命の時代 投稿者 ぼけ仙人 日時 2007 年 5 月 01 日 21:10:56)
今の企業社会は単独では権威というものが確立出来ない。江戸時代に流行したのが商人が武士の身分を買うという行為だった。企業社会では社員の滅私奉公を獲得する為にあえて封建的な思想を注入するというのがあり得るし、実際そういう企業もあったでしょう。企業社会の秩序には古代的・中世的なおどろおどろしいシンボルが必要なのでしょう。アメリカはベトナム戦争で敗北してから、従来のレッドパージによる単純な反共主義から再び啓蒙思想以前の古いキリスト教の中世的な思想にすがろうとしています。
ブッシュもあえてイラク・アフガン戦争を「十字軍」と呼んでますが、イラクで何故か自爆テロがほとんどないクルド地域では外国の石油資本が続々と進出しています。
現在我々は本物の中世封建制ではなく、偽装された中世の資本制に生きています。両者は全く異なるものです。今の中世は大河ドラマと歴史教科書の世界なのであり、生きている現実は資本主義そのものだからです。この思想のニセモノ性を「王様は裸だ」と突き出して、一歩前の時代に出る事が必要だと思います。
れんだいこさんは「シオンの議定書」をあえてロシアの秘密警察が別の文章をパクって作ったものである事、自動車王フォードがこれを大量配布した事を過小評価しようとします。しかし、これは非常に重要な事であり、これを過小評価してブンドなどの新左翼や平和運動の味方をしてみせてもおかしいのですね。一方でナチやカトリック反動勢力と手を組み、一方で平和運動と手を組んでもいずれどちら側につくかを選択せねばならないでしょう。反共主義を掲げながら、共産主義者を評価する事は論理矛盾です。フランコ派とPOUMの両立はないのです。
ブロイラーのように偽装された中世の檻の中にいつまでも住んでいてはいけないのです。