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(回答先: 政府は国民の血税をアメリカに貢いでいる。税金を私物化してアメリカに媚びている。 投稿者 考察者K 日時 2007 年 3 月 25 日 18:34:42)
自慢でがないが、大昔Kは右派だった。
日本人として「日本の国益を考え、日本を良い国にしよう」という右翼と
「日本の国を否定し、日本を憎んでいる」ような左翼を比較し、正義感を持っているなら右翼しかないよなぁ〜、と単純にそのように思っていた。
特に過激派と呼ばれる左翼の暴力集団は「悪の秘密結社」くらいに思っていた。
その内、極左=極右という事を聞いた。何でも、友人の友人が「公衆電話をしていて、右翼の街宣車がうるさいので抗議をしたら、ボコボコにされた。」という事だった。
極左も極右も、思想に凝り固まった暴力集団と何ら変わらない。『自分の主張を実現するためには暴力も厭わない群れ』だと認識したのである。
それでも、政権を持っている与党は、国民のために工夫をしているだろうと思っていた。
しかし、ある日、何となくテレビで国会中継を見ていると、社会党の議員が医療費の問題を追及していた。大昔なので詳細はあやふやだが、内容は概ね下記の通りである。
「医療費の多くの占める薬剤は、政府指定の製薬会社を無理に使わなくても、同様の効果のある薬剤もあり(今で言うジェネリック製剤だろうと思う)、それを使用許可すれば、医療費の負担は少なくて済む、自民党は学閥に配意することによって、そのような工夫を最初から放棄して、最初に結論ありきで議論をしている。」
何しろ、大昔なので、議員名も詳細も忘れたが、多分、国民の医療費負担の関係の国会答弁だったのだろうと思う。
まあ、簡単に言うと「工夫すれば、もっと、安くて済むのに、自民党の都合で、それを行わず、そのツケを国民に回している」と言うことで、なにやらパネルを見た限りでは、反論の余地なしとのデータが示されていた。
この瞬間にKは社会党のファンになり、自民党を「政治家ではなく、自己の利益のために政治家という職業をしている職業人」と見るようになった。
今では、それほど単純ではなく、党を維持するためにスポンサーとしての後援団体も必要という部分もあると理解もしているが、その時の刷り込みは、今でも「Kに自民党だけは信頼しない」という気持ちの基になっている。
社会党は消滅し、社民党では弱小すぎ、民主党は信用していない。
まあ、少しまともなのは「国民新党」くらいかなとも思っているが、これも弱小である。
Kは今では「国益」よりは「国民生活」の方が大切だろうと思っている。
国民が飢え死にしそうな独立国よりは、国民が食うことに不自由しない植民地の方が良いのではないか?と思う。
もちろん、奴隷のような「植民地」では困るが
右派に言わせれば「満州国は、恨まれる謂われのない、植民地であった」らしい。
仮に日本を植民地とする国が「インフラ整備を行い、日本を差別せずに自国と同様に日本を発展させよう」としてくれるなら、国民を誤魔化し、国民の血税を浪費してしまう自民党の政権下より、良い暮らしになる可能性もある。
独立国などというプライドに拘るより、生活に困らない暮らしを獲得する方が現実的というものである。