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改憲考察2まで読んだ人は「考えすぎ」だよと思っているかもしれません。
多分であるが、今度出てくる自民改憲案からでは「考えすぎ」と思われても仕方がない面もあるだろうと思います。
実は「今ある自民案」は「国民を誤魔化すための表看板」という意味合いが強いのだろうとKは思っています。
現日本国憲法は「たった8日間で作られた」と改憲派は言います。
多分ですが「自民党が自民党の作りたい憲法を作るなら2〜3日で作れる」でしょう。
何のカモフラージュもせず、思ったままに作るのならそれでも長すぎるかもしれません。
それが、長い期間掛かるのは「国民を誤魔化すための表現に気を使った」からです。
ストレートに表現したら、多くの国民に気付かれてしまうから、気付かれない表現を駆使した結果、長い時間が掛かるようになるのです。
自民党の思いは「自民党のやりやすい環境としての憲法作り」です。これは、当たり前です。
政権与党なら「自分らの考えこそ正解、愚民は黙って従え」という驕りを持ち、自分達の政策に自信と自負があるでしょう。問題は「選挙のときの国民の目」だけです。
自民党は自分らに有利なルールを作ろうとしています。
そのためには「人権憲法」は目の上のタンコブとなっています。
自民党は「憲法理念」よりも「自分らの方が正しい」と考えているのです。
しかし、一気に憲法を変えようとすれば「国民の反発」が出るのは分かっています。
自民党は自民党の価値観に合わせた「自民党のための憲法」を作りたいのですから、ストレートに表現したら「国民だって許さない」でしょう。
自民党の中には頭の良い人もいます。「Kのような奴が、この程度の事を主張する事」も予測しています。
ですから、ボロが出ないように「慎重に表現を選び」Kのような意見がでても「考えすぎだよ」と言い逃れられるようにしているのです。
自民党の真の狙いの一つは「改憲のハードルを低くすること」です。
改憲の前例を作り、一定の道筋を確保する事によって、第2弾、第3弾の改憲が可能になるでしょう。
一つ一つの改憲では大きな変化に気付かなくても、気がついた時には「自民党の憲法になっていて、気がついた時には手遅れ」なのかもしれません。
なんとしても、ここで根本的に叩き潰す必要があるのです。