★阿修羅♪ > 雑談専用23 > 1014.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 国民投票をもっと積極的に有効に活用できるようにしてほしい 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2007 年 6 月 04 日 22:38:28)
>最大多数の最大幸福さん どうもです。
>【党議拘束すべき案件かどうかを、執行部で決めるのではなく、両院議員総会なり党大会での多数決で決めるようにすればいいんじゃないでしょうか?】
表題の通りですが
例えば、改憲賛成51%反対49%の決議をされた党は「改憲」を目標にするのですか?
当然ながら、改憲賛成派からすれば「改憲したいのですから」多数決で「党議拘束するべきか?」を決めたら「予測値51%の党議拘束すべき」になりますよね。
つまり、政党と云うのは「この指止まれ」で示された「その党が目標として掲げた政治目標以外の政策においては個人の議員を拘束してはいけない」のです。
仮に「改憲党」という改憲目標を党是とした党ならば「党に入党した時点」で「改憲に賛成したから入党した」と云うことで「改憲を達成するための政策」と党が判断した政策については「党議拘束」をする。ということはあっても良いのかもしれません(Kとしてはそれでも党議拘束はすべきでないと思いますが)
しかし、この党は「この様な党で、これこれこの様な政策を実現する事を目標とし、それらの目標を達成する政策案の時は党議拘束もします。」の注意書きが先でしょう。
国民生活に直結するような案件の場合には「国民投票」で決定するというのは以前からのKの意見ですが、実際問題として費用も手間も膨大なものでしょうから頻繁には行えるものではないでしょう。精々頻度と知れば年に1〜2回を上限と考えなければいけないでしょう。国民投票をするなら、できれば平日に行い「企業・組織に対し、勤務時間中において国民投票に参加させる事(最寄の投票所に行かせる便宜を図る)くらいの法整備もしたほうが良い。
その前に「間接的議会制民主主義」を正常に機能させるようにして、国民投票が行われるにしても必要最小限に済ませられる環境整備が必要と考えます。
今現在、政治に参加したいという「正義感に駆られた政治家志望の人は一定数いる」だろうと思います。
しかし、現実問題として「受け皿」は自民党か民主党からでなければ「実質的に政治参加はできない(社民・共産では議員になっても参加しているとは言いがたい)」という状況が有ります。
政治を変えたいと云う想いに駆られて「政治参加」をするために「多くのものを犠牲にして、結果的には自民党の員数としての駒に成り果てる」というのを一言で言うと「ミイラ取りがミイラになった」と云うのでしょう。これでは永久に政治は変わらない。
「政治参加」を考えた場合。本気で当選を目指す(=国会議員になると言う目標の実現)には自民党議員になるのが一番可能性が高く手っ取り早い(と言っても一筋縄では無いが)。
ここで本末転倒している。
「政治を変えたい」という初心は「議員になるのが真の目的ではない」のだが「議員になるために初心が消え去り、議員になる事が目的化してしまっている。」
それでも「なってみたら、党に縛られて何もできない」となる。「こんなはずではなかった」と言っても後の祭り「引き返す事ので着ない自民党の駒になってしまう。」
どこの組織でも「リスクの説明が不十分なのだろう」
「議員になるなら自民党からだよ」
有利な所の説明だけで「義務とか拘束の説明はない」のだろう。
で、一回入ってしまったら、抜けるに抜けられない「一方通行の回廊が待っている」に違いない。人権無視の組織の論理に支配されて「理想は消え、保身だけに成り果てる」のだろうと想像できます。
ここを是正しなければ「何も変わらない」でしょう。